「寒暖差アレルギー」 というものを初めて経験した
先月末から 今月 1日にかけて、鼻水が止まらない症状に見舞われた。この間は、八戸と高崎に出張していたので、仕事しながら流れ出る鼻水と戦っていたのである。
風邪じゃないので、熱もないし咳も出ない。かったるくも何ともないのに、とにかく鼻水だけが止まらず、ティッシュ・ペーパーを山ほど消費してしまった。「こんなに寒いのに、今年はもうスギ花粉が飛び始めてるんだろうか?」と思ったが、どうやらこれは花粉症ではなく、「寒暖差アレルギー」というものだったらしい。
『マイカラット』というサイトに "風邪じゃないのに鼻水が止まらない…。もしかして「寒暖差アレルギー」かも?" というページがあるのを見つけて、早速読んで見ると、まさに一昨日までの私の症状とほぼ一致する。昨日あたりから少しだけ寒さがゆるんだとたんに、症状がなくなったのだから、少なくとも花粉症ではなく、やはりこの「寒暖差アレルギー」だったんだろう。
件のページを読んでみると、寒暖差アレルギーは「自律神経の乱れが原因で起きる異常」で、正式には「血管運動性鼻炎」と言うのだそうだ。「アレルギー」とはいいながら、アレルゲン(アレルギーを引き起こすモト)は存在せず、急激な気温変化に自律神経がうまく対応できずに生じるものなのだそうだよ。私も結構デリケートなのだね。
この 「寒暖差アレルギー」 の症状は、次のようなものであるらしい。
- 鼻水がサラサラ
- 熱は出ない
- 目の痒(かゆ)みもない
- イライラなど、精神面に現れる
- 急激な温度変化によって発症する
- 採血などのアレルギー検査で異常が出ない
私の場合、上の 3つと、5番目の項目はモロに当てはまった。他の 2項目は、「イライラなど、精神面に現れる」ということはなく、「採血などのアレルギー検査で異常が出ない」ということに関しては、そんな検査はしていないので、なんとも言えない。
「精神面に現れる」 という項目の詳細を読むと、「イライラする、疲れやすい、寝付けない、食欲がないといった、精神的な症状が現れることがあります」とあり、ということは、現れないこともあるということだろうから、私は「まだマシ」というケースだったんだろう。
寒暖差アレルギーの対処方法は、「衣類などで温度調節をする」「体を暖める」「適度な運動」「規則正しい生活リズム」なのだそうだ。私の場合は、適度な運動は続けていたが、「伊達の薄着」が災いしたもののようだ。
出張から戻り、昨日あたりから多少寒さが揺るんで、とくに今日は日本全国で関東だけが立春らしい気候になったらしいので、私の「寒暖差アレルギー」の症状はすっかり消えてしまった。明日辺りから関東にも再び寒波が流れ込むらしいので、しっかり体を暖めて、あんな症状が再発しないようにしよう。
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