またしても 「記録的寒波」 だそうだ
先月中旬から、広島、大阪、八戸、高崎と、4カ所に相次いで出張した。広島といえば、瀬戸内に面した穏やかな気候の地と思っていたが、ちょっと中国山地の裾野に行くと、とんでもない雪景色だった (参照)。大阪も雪がちらほら舞う寒さだったし、八戸、高崎でも当然のごとく寒さに震えた。
上の写真は、八戸からの帰り道に東北新幹線の車窓から撮った、岩手県内の雪景色である。八戸は辛うじて雪にはならなかったが、岩手県から福島県にかけては、ずっと雪景色で、しかも吹雪の様相だった。
これまでの例だと、1月に寒いと、2月には寒波が揺るんで少しは楽になるパターンが多かったと思う。しかし今回の冬は大変な寒さが続いていて、「記録的寒波」 というのが何度も訪れるのだから、始末が悪い。
日本気象協会によれば、明日の 4日以降、またしても 「記録的寒波」 に見舞われるという。今回の寒気は西日本から入り込むのだそうで、九州から山陰、北陸にかけて大雪の予想となっている。今月下旬から東北と北海道に出張しなければならないのだが、大丈夫だろうかと思ってしまう。
今日は節分で、明日は立春ということになるのだが、当面は 「名ばかりの春」 になりそうだ。
| 固定リンク
「自然・環境」カテゴリの記事
- 世界平均気温、今年は過去最高となるのが確実らしい(2023.12.06)
- 「グリーンウォッシング」による化石賞というお話(2023.12.05)
- 東京って「クマの生息している首都」なんだそうだ(2023.12.03)
- 「大富豪と CO2 増加」そして「資本主義と人口減少」(2023.11.22)
- 千葉県にはクマがいないことについて(2023.11.13)
コメント
後世の歴史記録で見れば「2018年初頭は記録的寒波に見舞われた」で普通に終わりなんでしょうけど、こうして実態を見ていると「何だよこの『週刊・記録的寒波』、こんなに何度も来ておいて『記録的』とかふざけんな」的な違和感がありますね。冷静に考えたら一回だけ記録的寒波が来てそれでおしまいというほうがずっとおかしいんですけども。
ともあれ、そろそろ終わりにしてもらいたいところです。
投稿: 柘榴 | 2018年2月 4日 07:15
柘榴 さん:
>『週刊・記録的寒波』
言い得て妙 (^o^)
今日、立春は、関東に限って言えば穏やかな日よりです。長くは続かないようですが。
投稿: tak | 2018年2月 4日 17:11