「反射式石油ストーブ」 というのを買った
昨日、「反射式石油ストーブ」というのを買った。前に使っていた「対流式石油ストーブ」が、40年近く経っておシャカになってしまったので、こちらに買い換えたのである。
何でまた、こんなに旧式のものを買ったのかというと、何らかの災害などで停電にならないとも限らないので、電源につながなくても使えるタイプの暖房を、一つは確保しておく方がいいと考えたからだ。というわけで、上の写真のタイプのものを買ったというわけである。
実は、2011.3.11 の東日本大震災の後、私は 2年以上にわたって自分の仕事部屋のエアコンのコンセントをつないでいなかった。政府が「原発を維持しないと電力供給が確保できない」などとデタラメを言うので、「ああ、それなら冷房も暖房も使わないよ。文句あるか!」ということだったのだ。
3年経って、さすがに極力控えめにエアコンを使うようになったが、それでも設定温度はものすごくモデレートなレベルにしている。そして昨日、この「反射式石油ストーブ」というのを使ってみたのだが、使い勝手はかなり前時代的だ。なにしろ温度設定ができないので、アナログのダイヤルで微妙に調整しなければならない。多少の慣れが必要だ。
コストに関しては、灯油の値段が昔より上がっているとはいえ、私の部屋のエアコンは時代物なので、少しは安上がりになるだろうと思っている。ただ、CO2 排出削減のためにも、化石燃料はできるだけ控えたい(日のあるうちは、エアコンの方が屋根の太陽光発電パネルで発電した電気を使えるし)ので、目に見えるほどの違いは出ないんじゃないかと思う。
要するに、「停電になっても最低限の暖房は確保できる」というだけのことだが、それだけでも多少の安心感はあるよね。
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コメント
ウチの工場は、対流式使ってます。
部屋の中心から全体を暖めるためです。
なんせ、「冬寒く夏暑い」昭和40年代の建物で土ボコリの出る環境ですから、最新式暖房などエアコン、石油ファンヒーターなどは、すぐ目詰まりして使い物にならなくなるでしょう。
あとは水入れた金だらい置いて、保湿です。
投稿: 乙痴庵 | 2018年2月10日 09:01
乙痴庵 さん:
対流式というのは案外少ないですが、なかなか風情がありますね。
このつくばの地に引っ越して来て間もない頃、大雪で送電線が切れたとかで、ずいぶん長時間の停電がありました。その時、部屋の真ん中に対流式石油ストーブをおいて、家族全員で囲んでいたのを思い出します。
我が家のは耐熱ガラス (透明) で覆われているタイプでしたので、ランプ代わりにもなりました。
投稿: tak | 2018年2月10日 16:40
我が家は薪ストーブを使って30年。
しかも薪は造園会社さんから無料で頂いてます!
薪運びが大変なのですが、薪の暖かさを思えばなんのその。
造園会社でも産廃を有料で処分せずにすみ、
お互いにニコニコなのです。(^_^)
投稿: さくら | 2018年2月11日 11:32
さくら さん:
それは素晴らしい! そして羨ましい!!
薪ストーブはいいですよね。炎を上げて燃えるもよし、熾火になるのもよし。
投稿: tak | 2018年2月11日 21:39