ハンノキ・アレルギーってものまであるらしい
5泊 6日の九州出張から帰って来た。20日の早朝に出発して、25日の夜遅くに帰宅したので、同じ 5泊 6日でも、かなりみっちりとした 5泊 6日である。博多に滞在した前半の 3日間は極端な寒の戻りで寒かったが、長崎にいた後半の 3日間はいかにも春らしい陽気で気持ちがよかった。
ただ、「春らしい陽気で気持ちがよかった」とは言っても、この時期、私は恒例の花粉症に悩まされてしまう。そして、九州、とくに長崎辺りは今の時期、関東のスギ花粉とはちょっと違った花粉が飛んでいたように思う。
関東ではくしゃみ、鼻水、目の痒さという症状が出ていたが、長崎では喉のムズムズと咳がひどかった。「こりゃ、きっとスギ花粉だけの症状じゃないな」と思い、ネットで調べてみると、どうやら「ハンノキ」というのが怪しい。
ハンノキというのはカバノキ科ハンノキ属の落葉高木で、1月から 6月頃までのかなり長い期間に花粉を飛ばすらしい。そしてその花粉の直径がとても小さいので、喉の奥まで入り込んで咳の原因になるというのである。(参照)
出張中、初めは風邪でもひいてしまったかと思ったが、時々妙に喉がムズムズして咳が出るだけで、熱も悪寒もかったるさもない。とくに訪問先で果物を出されて食べたときに咳の症状がひどくなり、口の中が妙にはれぼったくなってしまうので、「ハンノキ・アレルギー」に間違いないと確信したのである。
そして九州から戻り、羽田からモノレールに乗ったとたんに、九州ではあまり気にならなかった目の痒みがひどくなり、ほとんど忘れかけていたくしゃみが止まらなくなってしまった。そして咳はほとんど気にならなくなったのである。関東ではスギ花粉がメジャーで、ハンノキ花粉はマイナーというのが、身を以てわかった。
それにしてもまったくもう、我ながら一体何種類のアレルギー持ちなんだろう。
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コメント
ハンノキ、私もアレルギーみたいです。
自分の部屋では何ともないのに、
冬、リビングに居ると、くしゃみや鼻水にずっと悩まされていました。
昨年、よほどくしゃみやズルズルが気になったのか、
夫に医者で見てもらえと言われ、
かかりつけ医にアレルギーチェックをしてもらいました。
シラカンバ・オオアワガエリ・カモガヤがレベル5、
ハンノキ・スギ・ヒノキがレベル4、ブタクサがレベル3。(;_;)
お医者さんも「なんやこれ〜」とびっくり。
薪ストーブが関係してると思っていたのですが、
薪はケヤキやサクラ、ナラ、クヌギ、カシなどなんだけどなぁ...。
投稿: さくら | 2018年3月26日 10:57
さくら さん:
かなりのものですね。私もチェックしたらそのくらいのレベルになってるかもしれません。くわばらくわばら。
投稿: tak | 2018年3月26日 21:06