今の小学生は、ともだち 100人つくるのが無理らしい
知り合いの子の、二卵性双生児の男の子と女の子の兄妹が、この春めでたく小学校に入学することになったという。なかなか明るい性格の子たちで、小学校に行くのが今から楽しみでしょうがない様子だ。
「小学校に入ったら、何をしたい?」 と聞くと、揃って「友達 100人作りたい!」と、これまたなかなか可愛いことを言う。あの、まど・みちお作詞、山本直純作曲の 『いちねんせいになったら』という歌は、今でもしっかりスタンダードとして歌われているようなのだ。
ところが親は、「無理だろうなあ」なんて、ぶちこわしなことを言う。「なんで無理なの?」と聞くと、なんとまあ、「近頃はこの地域も子どもが少なくなって、生徒が 100人もいないんだよね」と言うのである。
「えっ、1学年の生徒が 100人いないわけ?」
「いや、1学年じゃなくて、全校生徒合わせても、100人にならないんだよね。何しろ、1学年が 1クラスで、しかも 15〜6人で 1クラスだから」
へえ! と驚いた。これ、山村の学校ってわけじゃない。れっきとした市政を敷く地方自治体の、しかも市の中心地に近い小学校のお話である。少子高齢化と言われて久しいが、ついにここまで来てしまったのか。
思えば私が小学校の頃は、1クラスが 50人以上で、1学年が 5クラスだった。私が小学校に入学した年の 5〜6年生なんて団塊の世代の中核だから、6クラス以上とかになっていたような記憶がある。とにかく、全校生徒が 1500人以上いたはずだ。それが、地域は違うにしても、今は 全校生徒が 100人に満たないという。私の頃の 1割以下である。
なるほどね。今の小学生って、学校でそういう育ち方をしているのか。ちゃんとした町のど真ん中の学校で、10数人のクラスメートがちまちまっと遊んでいるのでは。まあ、決めつけちゃナンだが、どこかちまちまっと育ってしまうわけだよね。
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コメント
この曲を聴くたびに思います。
「友達100人出来るかな~♫
100人でやりたいな~♫ホニャララ~♫」
友達100人作ったら、自分入れて101人じゃない???
一人とこいったよ!?
て、くだらない話で申し訳ございません。
投稿: Senna | 2018年3月21日 06:09
Senna さん:
「友達100人出来るかな」 は目標で、次の「100人で云々」 は、あっというまに目標を少し落としたのだと解釈してます (^o^)
投稿: tak | 2018年3月21日 07:26