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2018年3月31日

善光寺のゴタゴタ

天台宗務庁、善光寺の貫主を解任 辞任撤回の意向認めず」という記事が目にとまった。長野の善光寺と言えば、どこの宗派にも属さない独立したお寺さんとばかり思っていたので、「へえ、善光寺って、天台宗だったのか」と驚いたのである。

1803312

Wikipedia で調べてみると、次のようにある。

山号は 「定額山」(じょうがくさん)で、山内にある天台宗の 「大勧進」と25院、浄土宗の「大本願」と14坊によって護持・運営されている。「大勧進」の住職は「貫主」(かんす)と呼ばれ、天台宗の名刹から推挙された僧侶が務めている。「大本願」は、大寺院としては珍しい尼寺である。住職は「善光寺上人」(しょうにん) と呼ばれ、門跡寺院ではないが代々公家出身者から住職を迎えている (浄土宗では大本山善光寺大本願の法主)。

へえ、知らなかった。仏教が諸宗派に分かれる前からあるので、宗派の別なく誰でも気軽にお参りできるお寺さんと一般には思われているが、そこはそれ、やはりいろいろと系統があるみたいなのである。仏教の世界もいろいろ大変なのだね。

で、これまでの小松貫主という人がが解任通告を受けたのは、セクハラ疑惑によるものだというのである。上記で触れた尼寺の方の大勧進の女性職員に、差別的な発言をしたなどとして、一昨年からお寺には顔を見せれない状態になっていたらしい。

実は 10年前に仕事がらみの 2泊 3日のドライブで信州に行った際に、善光寺にも参拝していて、その時のことは「信州旅日記 1」としてこのブログにも書いている。上の写真はその記事の写真をそのまま使った。ちょっとボケ気味だが、10年前のカメラの性能って、この程度のものだったのかなあ。

ともあれ 10年前はなかなかいい印象の寺だったのだが、一昨年からはゴチャゴチャしていたのだね。いやはや、お寺さんの世界もいろいろ大変みたいなのである。

 

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