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2018年4月 4日

広島市と福山市

今日は広島県の福山市に出張している。関東では東京で初の夏日になるなど、かなり暑くなったようだが、こちらは晴れたり曇ったりの天気で、ちょうどいい暖かさ。対照的に青森では雪が降って真冬の寒さに戻ったというから、日本の天気は一体どうなっているんだろう。

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で、今日は別に天気の話をしたかったわけではない。広島県には何度も来たが、県庁所在地の広島市と、県内第二の都市である福山市とは、駅から降りた時の感覚がかなり違うということを言いたかったのだ。広島の「県民性」として一括りにはできない。

広島市民は激情的というイメージがあるが、福山市民は比較的穏やかだ。福山の人たち自身もやはりそのことは意識しているようで、「広島市は安芸国だけど、福山市は備後国じゃから」なんて言う。なるほど、国が違うのだ。距離からしても広島市より岡山市に近いし。

こうした気質の違いは別に広島市と福山市だけに限らず、多くの地域でみられる。私の生まれた山形県庄内の人間にしても、「山形県人」と言われるのは甘んじて受けても、「山形人」と言われるとかなり抵抗を感じる。あくまでも「庄内人」なのだ。内陸の山形市周辺とはかなり違う。

長野県でも、県庁所在地の長野市は県の北端に近く、中央部の松本市とは、物理的な距離以上の違いを感じることがある。福島県なども、「浜通り、中通り、会津」 という地域によって、「ビミョー以上」の違いがあるように思う。狭い日本もよく見ると、しっかりと多様性があるのだね。こうしたこととなると、「小さな違いが大きな違い」になってしまう。

で結局、福山で買う土産は、広島名物の「もみじ饅頭」ではなく、岡山名物の「きびだんご」になってしまうのだ。マジな話、きびだんごはおいしいし。

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コメント

十数年前です。
福山城の真ん前ホテルに宿泊したことがあります。

2階のパーティーホールで「お誕生日を祝う」イベントと、ぶつかりました。
ホテルの玄関、ロビー、ホールにつながる通路に「お祝いの花輪」が林立していました。

ホール入口にあるもっとも大きな花輪の贈り主は、三浦友和さんと松浦亜弥さんでした。
他にも、政界財界芸能界の、アタクシでも知ってるお名前がポンポンと!

そのお祝いしてもらう主は、青山五郎さんでした。
「よ〜お〜ふく〜の(略)」


(思い出の話だけで県民性の違いについて全く触れてない恐縮)

投稿: 乙痴庵 | 2018年4月 5日 20:07

乙痴庵 さん:

ベッセルホテルかな?

チョー一流ホテルとかじゃなく、案外フツーのホテルでやるんですね。
とはいえ、私はもう少し安いホテルに泊まりますが (^o^)

それにしても、CM に起用されるとこうしたところで気を使わなきゃいけないんですねえ。

投稿: tak | 2018年4月 6日 13:14

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