「アイフル(Aiful)」 という社名
「アイフル」という名前の消費者金融会社がある。その英文表記について、私は当然ながら、ずっと "Eyeful" なのだろうとばかり思っていたが、ある日電車内の吊り広告を見たら、"Aiful Corp." と表示されていた。家に帰ってウェブで調べたら、公式ウェブサイトの一番上の部分に、堂々と "AIFUL CORPORATION" とある。ここまでやられたら、「ああ、そうですか」と納得せざるを得ない。
”Eyeful“ という単語なら、英和辞書でも簡単に見つかって、「たっぷり見ること、目に入ったほこりなどの少量、人目をひく素敵なもの、美人」などとの訳が付いている。しかし "aiful" なんて単語は見当たらない。「ない」と証明するのはエラいことなので、ここではとりあえず「見当たらない」にとどめておく。
"Aiful" という社名については、同社のサイトの「アイフルの社名の由来」というページに、次のように説明してある。
このアイフル(AIFUL)の社名は、『愛情「Affection」と努力「Improvement」をもって誠実「Faithfulness」に仕事に臨み、結束「Unity」と活気「Liveliness」に満ちた会社』を意味しており、社内公募で決まった名前です。
なんだか、いかにも素人の考えたこじつけ風で、読んで脱力してしまう「由来」なのだが、まあ、先方としてはマジのようだから、こんなことでどうのこうの言ってもしかたがない。しかしまあ、(一部の)日本人は、こういうの好きだよね。似たような発想の社名(とか、あるいは高校生のバンド名とか)は、探したら日本全国にいくらでもあるような気がする。
今日は連休初日というのにあちこち回って仕事をし、最後にこのページなんか見たものだから、どっと疲れてしまった。よって、これにて失礼。
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