いよいよ梅雨の季節になる
気象庁が九州、四国地方が梅雨に入ったらしいと発表した。「5月の梅雨入りとはずいぶん早いな」と思い、ちょっと調べたら、九州南部は梅雨入りの平年値が 5月 31日頃で、今年は早いには早いが、驚くほどではないらしい。そういえば、沖縄は 5月初めにとっくに梅雨入りしちゃってるしね。

私のイメージでは、梅雨というのは 6月半ばから 7月の終わり頃と思っていたのだが、それは私の生まれた東北南部のことで、関東の平年値は 6月 8日頃から 7月 21日頃ということらしい。それほど大差はなく微妙な違いだが、それだけに関東暮らしになってから既に半世紀近いというのに、頭の中がずっと修正されずに来てしまったようだ。
それにしても改めて考えてみると、梅雨の期間って 1ヶ月半ぐらいあるのだね。まあ、その間ずっと雨が降っているわけでもないから、もう少しだけ短いような気がしていたのも道理だが、いずれにしても日本の夏は、湿っぽいスタート期間がかなり長く続くのだ。これが日本人のメンタリティに影響しないはずがないだろう。
ちなみに関東甲信越は、明日から 2〜3日雨が続くのをきっかけに梅雨入りの発表がされてしまうのか、あるいはもう少し慎重に待つことになるのか、微妙なところなのだそうだ。近頃は気象庁が梅雨入りを発表したとたんに、翌日から上天気が続くという傾向があるから、今年は少し慎重を期すかもしれないね。
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