鳥取砂丘でクマ出没 —— 今年は 4年に 1度のクマの当たり年?
今日の仕事先はどういうわけか、「鳥取砂丘でクマが出た」という話題でもちきりだった。初めて聞いたときは「まさかぁ!」と笑っていたが、iPhone でニュース検索すると「鳥取砂丘にツキノワグマの足跡 海岸方向に50メートル」などといったニュースの見出しがバンバン飛び込んできた。どうやら本当らしい。
「おいおい、鳥取砂丘にラクダはいるけど、クマなんてのもいたんだねえ!」ってなことで大いに盛り上がってしまったのだった。
私は 3年前の 2015年 2月に「未踏の地、鳥取県と鹿児島市」という記事を書いていて、その翌週には鹿児島市への出張が決まっていたが、鳥取県に行く予定はまったくなかった。そのため、この記事は「それにしても、鳥取砂丘を拝めるのはいつになるだろうか」という一文で結ばれている。
しかしその年の 8月 14日には出雲への出張のついでに鳥取県倉吉市で 1泊し、その翌日には鳥取砂丘を訪れている。行ける時には行けるものである。その時に撮った写真を下に載せておく。
晴れ男の私らしく、ピーカンの晴れで、メチャクチャ暑かった。鳥取砂丘は砂丘というより「砂漠なんじゃないの?」というほどのスケールで、なかなか圧巻だった。それにしても、あんな砂漠みたいなところに、どうしてクマが出没できるんだ? と思ったが、砂丘の端っこはちゃんと山みたいな地形につながっているので、クマもその気になれば砂丘に足を伸ばせるらしい。
ちなみに「ウェザーニュース」によると今年は「4年に1度の出没多発年」ということらしく(参照)、同社の作成したグラフでも、下記に引用したように、確かに今年はクマの被害が増えそうな勢いである。
となると、ちょっとした里山程度でも、分け入るときにはそれなりに注意するに越したことはないようなのである。クマとしても、人間の捨てたゴミで味をしめてしまうと、また食べたくなって人里近くに現れてきやすいらしい。だからこれって、ある意味「人災」でもあるようなのだ。本当に気をつけなければならない。
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