Mac のブラウザーの「ウィルスが見つかりました」という表示に注意
今朝、インターネットで調べ物をしていると、ブラウザー(Google Chrome) に突然下の写真のページが表示された。「10.13 ウィルスが見つかりました!」 とあるので、一瞬驚いたが、その下の日本語があまりにもアヤシ過ぎる。
表示されたテキストは、いきなり 「ました」 で始まる以下のようなものだ。おそらく自動翻訳ソフトで日本語にしたものだろうが、それにしてもひどすぎる。
ました。 0分0秒 9 五月 2018 10.13は、(3) ウィルスに感染しています。では、事前 (2) マルウェア検出されたトレースと (1) フィッシング/スパイウェアのことです。システムの損傷 28.1%の即時削除が必要です。
Mac ユーザーのブラウザーにこんなのが表示されても、無視して OK である。そもそも、このページの URL をみても、Apple とは何の関係もない、アヤシ過ぎるサイトである。くれぐれも、下の「今スキャンして」(これも苦しい日本語だが)なんてボタンをクリックしてはいけない。
ちなみに、ついうっかり「今スキャンして」ボタンをクリックなんかしてしまったらどうなるのか、ちょっと調べてみた。今回私の画面に表示されたのが、以下の情報に直結するのかどうか、実際にはクリックしていないから確実にはわからないが、いろいろな情報を総合すると、どうやら "MacKeeper" なる無料ウィルス対策ソフト(と称しているらしい)をインストールさせられてしまうようなのである。
「無料ならいいじゃないか」と思うかもしれないが、このソフト、調べてみるとメチャクチャ評判が悪く、インストールしてしまうと要りもしない広告の波状攻撃がかけられて、大変なことになるらしい。それが鬱陶しいからとて、アンインストールしようにもなかなかできないということのようなのだ(参照)。
そもそも、こんな志の低いやり方で無理矢理インストールさせたがるようなアプリケーションに、まともなものがあるはずがない。くれぐれも無視するようお知らせするために、本日は早めのブログ更新とした。
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