大阪の地震について
今朝、出かけようとしているところで緊急ニュースが入り、大阪の地震を知らされた。大阪には知り合いが何十人もいて、とくに 13,14日にはまさにその大阪に出張したばかりだったので、かなり気がかりではあったがそのまま出かけ、途中スマホのニュースで経過を追っていた。
結論的には私の知り合いで大きな被害に遭った人はおらず、少しは安心したが、震源地に近い大阪北部の人たちは、肝を潰すほど驚いたようだ。先日の出張の時も、「関西の人は地震慣れしてないから、ちょっと揺れただけで大騒ぎする」なんて話をしていたが、震度 6弱の揺れでは、大騒ぎどころではない。
ちょっと勝手なことを言うが、「大阪出張が今日でなくてよかった」と思ってしまったよ。大阪の人たち、ごめんなさい。
今回の地震は、大阪北部にとってはまさに直下型地震である。私の住むつくばの地もしょっちゅう直下型地震があり、震度 4ぐらいの揺れがいきなり突き上げるように来るのは、「おなじみ」になっているほどで、特段慌てもしないのだが、いきなり震度 6弱ではさぞかし驚いたろう。
震度 6弱といえば、7年前の東日本大震災で茨城県南部の揺れがまさにそれだった。この規模の揺れは経験したことのない人が多いだろうが、はっきり言って「生きた心地がしない」ほどである。
観音扉は開き、食器棚の中の皿がぶっ飛んで割れる。書棚の本はバラバラに落ちて、後始末が大変なことになる。固定していない家具などは、下手すると倒れる。今回の死者も、ブロック塀や倒れた家具の下敷きになったというケースのようだ。
インフラが整うまでは不便な暮らしになるだろうが、震源地を外れた所ではそれほど大きな被害は出ていないようなので、7年前の時ほど影響が長期にわたることはないだろう。大阪の人たちの暮らしが早く平穏に戻るように祈る。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 常磐線の衝突炎上事故の、わけのわからなさ(2021.03.28)
- 新宿西口で「地下鉄入口に車突っ込む」というニュース(2021.03.13)
- 「コロナ禍での大学中退・休学」って数字の問題(2020.12.19)
- 首塚移転の日の地震が話題(2020.11.26)
- 若者相手の寸借詐欺は、今も多いようだ(2020.11.01)
コメント