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2018年6月14日

大阪から新幹線で帰ってくるときのこと

今日、大阪出張の仕事を終え、15時 45分頃に新大阪駅構内の切符自動販売機で帰りの新幹線の指定席券を買おうとすると、16時前後に新大阪駅を発車する便は、軒並み窓側と通路側の席が取れない。3列シートの真ん中(B席)にはまだ余裕があるが、フツーの日本人の体格より一回り大きな私としては、東京駅まで窮屈な思いをするのが憚られる。

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しかたなくずっと後の便の座席を探して、16時 40分発の「のぞみ 36号」に 1つだけ A席(3列シートの窓側)の空きを発見してそれを予約。待っている間に、構内の TULLY'S で Mac を広げ、メールのレスを書いたりして時間を潰した。

そして 16時 35分頃に新幹線のホームに昇ると、のぞみ 36号は、山陽新幹線での人身事故の影響で、10分遅れの到着となり、16時 50分発の 「のぞみ 244号」を先に発車させるというアナウンスが流れている。どうやら、その事故の影響で博多発の便に運休が出たため、ダイヤが乱れているらしい。

なるほど、そのせいで「のぞみ」の本数が減り、いつになく指定席が混んでいたのかと納得した。で、「のぞみ 36号」はアナウンス通りに定刻より 10分遅れて新大阪に到着し、12分遅れて発車したのだった。まあ、もともと 40分ほど待ったのだから、そのくらいの遅れは別にどうということもなかったのだが、発車してからの時間の取り戻し方がかなり見事だった。

先に発車させていた「のぞみ 244号」を名古屋駅でギリギリにキャッチし、絶妙のタイミングで追い抜いた。その際に「名古屋駅で乗務員を交代しました」というアナウンスが流れ、「なるほど、新幹線は遅れが出ると、ベテランの腕利き運転士に交代して遅れを取り戻す」という噂は本当だったのかなんて思ったのである。まあ、実際には予定通りの交代だったのかも知れないが。

そうこうしているうちに、横浜駅では定刻の 5分遅れまで回復し、東京駅には定刻通りに到着してしまったのだった。

ニュースを見ると、人身事故は今日の午後 2時過ぎに起きたようで、事故車両が小倉駅に入ってきたときは、ホームにいた乗客がボンネットの破損に気付いたのに、JR の駅員は気付かずにそのまま発車させてしまい、行きすぎてから途中で停車して調べて事故を確認したということになっている(参照)。

そのあたりのずさんさはいかがなモノかと思うが、ダイヤの遅れの取り戻し方だけは、それはそれは見事なものだった。

 

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コメント

参照先を読むとJR西は怖いですね。
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JR西日本によると、のぞみ176号の運転士は「ドンという音がしたが、小動物に当たったと思い、ただちに停止させる必要はないと判断した」と話しているという。事故を起こした状態で小倉駅を出発した経緯は調査しているという。
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最近、新幹線の台車部分のひび割れで異常音、以上振動、異臭がしたのに ″多分走行に支障はない” と判断し名古屋まで走行してしまい大事故寸前まで行ったのに、その時の反省が全くないですね。

両者供、正常化の偏見が働いてしまった結果ですね。
駅員も気が付かないとは盆暗なんでしょうか。

投稿: ハマッコー | 2018年6月15日 01:19

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