「紀州のドンファン」 の地元に出張する
実は明日から一泊二日で南紀州に出張する。これはだいぶ前から決まっていた予定で、「せっかくだから温泉付きホテルに泊まりたいなあ」なんて呑気なことを思っていたが、例の「紀州のドンファン怪死事件」で、呑気なことでは済まなくなった。
ホテルの予約を先延ばしにしているうちに、マスコミが多数入り込んでしまったためなのか、「温泉付きビジネスホテル」なんてのはかなりタイトになってしまって、なんだかわけのわからないホテルしか予約できないことになってしまった。どえらく迷惑な話である。
この怪死事件というのは、一時マスコミが騒ぎまくったが、今ではすっかり下火になってしまったようだ。よくわからん話である。まあ、せっかく行くのだから、多少はどんな事件なのか調べてみようと思い、ネットで検索したら、"紀州のドン・ファン悲しき虚栄 「オムツに大小漏らし、妻に毛嫌いされ…」 脱税、刺され、名字も変える" なんていう AERA の記事が見つかった。
ちょこっと読んで見ると、話題の野村幸助という人は、要するに金と女にしか興味のなかった人のようで、私みたいな者からみると「なんてつまらん人生を歩んだんだ」と思うほかないような生き方をしたみたいなのである。記事からは否定的教訓しか伝わってこない。
従業員にその人となりを訊ねても、「本まで出したけど、書いてある内容の半分くらいは、ハッタリです。自分で都合よく書いている」なんて言われてしまう始末で、全然尊敬されていない。フツーは自分の務める会社の社長が死んだら、少しは殊勝なことを言うものだが、気の毒なほどの言われようだ。
まあ、紀州に行ってもこんな話とは無関係に、粛々と仕事をこなして、さっさと帰ってこようと思うばかりである。
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