水と梅干しの欠かせない夏
昨日の朝、起きる前にベッドで思い切り伸びをしたら、いきなり左足がつってしまった。その朝のラジオで、「足がつるのは、熱中症のサイン」と言っていたので、「こりゃ大変!」とばかりに、すぐに水を飲んで梅干しを食った。
思えばこの夏は、水と梅干しの世話になりっぱなしである。先月 28日に熱中症でちょっとだけダウンしてしまった(参照)ので、それ以来かなり慎重になって、冷やした浄水と梅干しを欠かさなくなったのだ。それにしてもこの夏は、熱中症っぽい経験をした人が少なくないんじゃないかなあ。いつもの年なら、ようやく梅雨明けした頃なのに。
この暑さのせいで、世の中ではスポーツ飲料が売れまくっていて、小学校の子どもに水筒に入れて持たせているなんて親が増えているようだ。しかし私は昔から、スポーツ飲料は敬遠している。何がいやだといって、どうしようもなく甘すぎるのだ。ものすごい量の砂糖が入っているらしい。
スポーツで失われたエネルギー補給のために、吸収の早い糖分を入れているらしいが、こちらは腹の周りの脂肪が気になっているくらいなので、要りもしない糖分を摂ろうなんて気はさらさらない。それになんだか知らないが、香料などの添加物たっぷりである。砂糖と添加物を溶かしまくった液体をを飲むぐらいなら、水の方がずっといいい。
ただ、水だけでは汗で失われた塩分などが補われないので、近頃は梅干しを 1日に 5〜6個食う。これで塩分とクエン酸の補給はバッチリのはずだ。おかげであれ以来、熱中症にはなっていないし、足がつるのも、昨日の朝の 1度きりだ。
ただ、私の体にはバッチリだからといって、誰にでも一番いいとは限らないので、皆に「水と梅干しさえあれば大丈夫」とおすすめしようとは思わない。それぞれが一番いい感じのものを、トライ・アンド・エラーで探し出していただきたい。「俺にはスポーツドリンクが一番!」という人がいてもちっとも不思議じゃないし。
ちなみに上の写真で水を入れているのは、Sierra cup(日本では「シェラカップ」と言われていて、本来は「スィアラカップ」の発音の方が近いと思うが、まあ、ちゃちゃっと発音したらどうでもいいか)というもので、20代前半から 40年以上愛用している。金属製だから落としても割れないし、アウトドアではそのまま火にもかけられる。
私のはコーヒーの色が染みついていて、真水でもやや色が付いているようにみえてしまうのがご愛敬だ。
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コメント
梅干5〜6個食うとは参りました。私は一個です。
塩分を制限しなければいけないので一個で我慢です。
スポーツ飲料は確かに甘い。しかし極度の疲労時にはその甘さが溜まらないと思う。多分体が欲しているのでしょう。
最近、経口補水液というのを飲んでみましたが、これの方がまだ飲みやすい。
しかし、これは家庭でも簡単に作れるらしい。200mlの水に塩を1g、砂糖6~8gで作ってみたら市販のと同じ味がする。原価は5円もしない。
もっぱら100均で買ったボトルに入れて持ち歩いています。高いスポーツ飲料はなるべく買わない。
投稿: ハマッコー | 2018年7月23日 03:34
ハマッコー さん:
塩分制限が必要とは、なかなか大変ですね。
私は血圧高くないので、梅干しはどんどん食べてます。とはいえ 3個以上というのは夏の間だけですが。
投稿: tak | 2018年7月23日 08:35
「朝には梅干とお茶(あったかい緑茶)を」と言う、おばあちゃんの知恵ってのは、もう現代日本では通用しないのでしょうか。
しかしながら、運動する人やお外で働く人なら「スポーツドリンク」もありなんでしょうが、内勤の人やお勉強の人なら、「梅干に緑茶」ぐらいの方が、体の負担も少なくて良いのではないかと、メディアの報道に際して思うところであります。
アタクシは、麦茶とほうじ茶のブレンド(それぞれお茶パックを水筒に突っ込んで水で満たす)で、1日乗り切っております。
投稿: 乙痴庵 | 2018年7月24日 09:25
乙痴庵 さん:
日本では「ごくフツーの子どもでもスポーツドリンクに頼る」 という風潮のようですね。
米国では、アスリートでも「スポーツドリンク離れ」 し始めているらしいのに。
投稿: tak | 2018年7月26日 03:11