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2018年8月 3日

飛騨国行きはお預けになってしまった

今年 3月 23日に「何としても飛騨に行ってみたくなった」という記事を書いていて、今年のお盆過ぎはそのチャンスだと思っていた。京都と博多に出張することが決まっていて、その前に名古屋で途中下車し、未踏の地である飛騨の高山に寄り道しようと計画していたのである。

180803

で、今日は外出したついでに、名古屋から高山行きの「ワイドビュー 特急ひだ」の切符を買うために駅に寄った。この特急は JR 東日本管轄ではないので、指定券の自動販売機では買えず、「みどりの窓口」に並んで申し込んだら、窓口担当者が「ありゃ、これはちょっと —— うぅむ、ちょっとお待ちください」と、難しい顔をして別の端末で何やら調べている。

何事かと思っているうちに調べがついたようで、「申し訳ありません。名古屋からの高山本線は、先日の豪雨で土砂崩れが発生しておりまして、しばらく運行できない状態になっています」という。いやはや、広島や岡山の路線がメチャクチャになっているとは知っていたが、高山本線まで運行停止になっていたとは知らなかった。

そんなことなら仕方がない。今回は高山への寄り道は諦めて、直接京都に行く切符を買った。飛騨国を訪れるには、まだ縁が熟し切っていないようなのである。

ちなみに、帰宅して調べ直してみてわかったのだが、名古屋から高山までは高速バスも運行していて、特急より 30分余計に時間がかかる程度で行けるらしい。「なんだ、これなら諦めることもなかった!」と思ったのだが、前もって予約しておいた高山のホテルをキャンセルした直後だったし、改めて計画を練り直すのも億劫になってしまった。

考えてみれば、よりによってこんな暑い夏に飛騨国を訪れることもなかろう。ネットで調べてみれば、この夏の高山の最高気温はフツーに 35℃を越えている。無理矢理に行っても暑さでヘトヘトになりそうだし、下手するとその後に続く京都と博多での強行軍の仕事にも影響しかねない。せっかく初めての土地に行くのなら、もう少し涼しい時分がいいだろうと思い直したのだった。

というわけで、飛騨国行きはお預けになってしまったのである。秋以後に、高山と白川郷をゆっくり訪れる機会を作りたい。

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