またしても蜂に刺されてしまった
庭に芝生を敷き詰めるという趣味はないので、我が家ではクリーピングタイムというハーブを庭のグラウンドカバーにしている。背の低い草が地面を這うように広がるタイプのタイムだ。
気候が暖かくなる頃から白く小さな花が沢山咲くので、蜂や蝶などの虫が蜜を吸いに集まってくる。とくにアシナガバチはウチのクリーピングタイムの蜜が大好物のようで、少し目をこらして眺めると、何匹も飛び交っているのがわかる。
世の中には必要以上に蜂を怖がる人もいて、そんな人は我が家の庭は歩けないだろうが、私は蜂の飛び交う真っ只中を平気で動き回っている。ただ、たまたま運が悪いと刺されてしまうこともないではない。
蜂の止まっている洗濯物を気付かずに無造作に取り込もうとして、ブチッと刺されたり、Tシャツの裏側に潜んでいるのを気付かずにそのまま着ようとして刺されたり、多分、これまで 5〜6回は刺されている。それでも懲りずに共存しているのだから、蜂との相性は悪くないようだ。
蜂に刺された時というのはかなり痛い。いや、痛いというよりも、熱湯を注射されたような熱い刺激を感じる。実は一昨日も、顔に向かってタオルをパタパタさせて風を送った時に、運悪く飛んでいる蜂に左手首が当たったらしく、ブチっと刺されてしまった。
すぐに口で毒液を吸い出し、水道水を出しっぱなしにしてよく洗ったのだが、やはり多少は腫れ上がってしまい、手首が時計のベルト穴 2つ分太くなった。今日になって穴 1つ分に収まってきているので、もう大丈夫だろう。
「蜂に刺されると、2度目は命に関わる」なんてことをよく聞く。それが本当だとしたら私は少なくとも 3〜4回は生死の境を彷徨ったことがなければならないはずだが、別にそんなことはなく、ピンピンしている。そして今日も庭に出て、iPhone で上の写真を撮るほどにクローズアップで近付いているのだから、まったく懲りていない。
「蜂に 2度刺されると云々」という説は、スズメバチなどに刺された場合に生じる強いアレルギーで、死ぬこともあるという話から出たもののようだ。最初に刺された時に生成されるアレルギンが、2度目で強過ぎる反応を示すことがあり、これを「アナフィラキシー・ショック」というらしい。
私は花粉アレルギーには悩まされているが、こっちの方のアレルギーは全然平気のようなのである。まあ、花粉症で死ぬことはないから、ずっとマシか。
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