「好きな季節は夏!」という子が激減したんじゃあるまいか
関東の学校の夏休みは例年 8月 31日までということだが、今年は 9月 1日、2日が土曜、日曜に当たるので、今日が実質的に夏休み最後の日となったようだ。ただ 8月 31日も含め、夏休み最後の 3日間は雨模様となった。
「好きな季節は?」と聞かれて反射的に「夏!」と答える子どもの数が、今年は激減したんじゃないかと思っている。例年この時期は行く夏を惜しむメランコリックな気持ちが湧いてきて、それは大人になってもあまり変わらないものだったが、今年に限ってはそんな感傷は微塵もない。「さっさと本格的な秋になってくれ!」と思うばかりである。
この夏の暑さは、本当に「体に悪い」ものだった。熱中症で亡くなる人が半端な数じゃなかったことをみても、それは確実である。2011年の東日本大震災の後、2013年の夏が来るまでの 2年以上、「原発停止で電力不足だなんていうなら、エアコンなんて使わんわ!」と、エアコンのコンセントを抜きっぱなしにしていた私が、何とまあ、この夏は朝からずっとエアコンのスイッチを入れっぱなしだった。
我が家の屋根には 3年前に太陽光発電パネルが乗っかったので、日中の暑い時にはしっかりとエアコンを使ってもまだ売電できる余裕がある。そんなわけで、「自分ちの屋根で作ってる電気なんだから、文句あるか!」ってなもので、省エネ的にはあまり後ろめたさを感じないで済んだ。エアコン使わなきゃ命に関わる暑さだったのだからしょうがない。
中長期予報によれば、9月上旬の気温は最高でも 30度程度で、「猛暑は収まった」ということのようだが、「それって、昔の真夏ぐらいの気温じゃないか!」と言いたくなってしまう。30度がしのぎやすいと感じる体になってしまったというのは、かなり複雑な気持ちのするところである。
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