河野太郎のヘボ役者ぶり
今、九州方面に出張中なのだが、ホテルに入ってテレビのニュースを見て驚いた。例の河野外相の、記者会見での「次の質問どうぞ」4連発である。はっきり言う。この人、ヘボ役者だ。(参照)
昨日「いくつになってもコミュニケーション力が向上しないオッサンたち」という記事を書いたが、その一番いいサンプルがこれだという気がする。その上、とにかくヘボ役者なのである。この人がこんなにヘボ役者だったとは、これまで知らなかった。
ヘボ役者、ヘボ役者と繰り返すが、こんなヘボ役者では、外交交渉の舞台になんか立てまい。つまり、外務大臣なんて務まらないということである。
上に掲げた YouTube 動画をみればわかるが、6分 40秒ぐらいまでは、結構まともな質疑応答をしている。ところが時事通信のエチゴ(漢字表記がわからないので、カタカナで失礼) 記者の日ロ関係の質問が始まったとたんに妙に挙動不審になる。
これはまあ、事前に質問内容を知らされていたからなのだろうが、「そぅら、来たぞ」とばかりに、急にヘボ役者になっている。コップの水を「ズズズッ」と音を立ててすすったり、背広の左右の胸の辺りをわざとらしくポンポンと叩いてゴミを払っているフリをしてみせたり、笑っちゃうばかりの「変なオジサン」になる。
で、次の質問からは、さすがに背広の胸を叩いたりすることはないのだが、相変わらずコップの水を「ズズッ」と何度もすする。あれ、やめてくれんかなあ、一応外務大臣なんだから。それから、挙動不審にキョトキョトするのも、「私はちゃっちい人間です」と、自分で宣伝しているようなものだ。
世間では、「外交交渉の微妙な問題なんだから、答えないで当然」みたいに擁護する声もあるようだが、それはおかしい。答えないなら答えないで、もうちょっと「まともな役者」でやってもらいたいものなのである。こんな場合にさっとセンス良く切り抜けてみせれば、政治家の器量が上がろうってものだろうにね。
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コメント
はあー、動画見ましたけど。
せめて「ノーコメントです。次の質問どうぞ」とか言えないもんですかねえ。日露の交渉に関することは一切答えないということなんでしょうけど、「次の質問どうぞ」だけじゃ質問に対する応答になっていない、これじゃまるでコミュ障ですね。日本の政治家は答えにくい内容になるとコミュ障かご飯論法かの2択なんでしょうかw
それより気になったのは、これほどひどい記者会見に対して、記者側から野次とかそれに類するざわつきが一切無いことです。これがつまり、悪名高い「日本の記者クラブ」なんでしょうか。記者クラブから外されるリスクの為に、予定調和の質疑応答しかできないという。
そういえばしばらく前に菅官房長官にとことん突っ込んだ女性記者が話題になりましたけど、普段のその他大勢の記者のジャーナリズム精神はどこにあるんでしょうね。
投稿: らむね | 2018年12月12日 23:43
らむね さん:
確かに、記者クラブもひどいものですね。どうしようもない馴れ合い構造です。
投稿: tak | 2018年12月13日 07:29
答えずに誤魔化す回答を10パターンくらい用意しておいて使い分ける、くらいの誠意(?)は見せてほしいものです。国民を舐めきっている。
で、記者団もいちおうささやかな抵抗はしているんですよね。「なぜ『次の質問をどうぞ』と答えるんですか」の斎藤記者@共同通信は11/22の会見で「『固有の領土』明言せず」を引き出す質問をしたのと同じ人。秋山記者@毎日新聞は「次の質問をどうぞ」と絶対に言えない(この質問で終わり、と司会者が断っているので)タイミングで異議を唱えてはいる。
ただもちろん、日本と違って先進国であれば「ふざけるな! 答えなさい!」と怒号が飛ぶべきところだろうと思います。
投稿: 山辺響 | 2018年12月13日 10:00
山辺響 さん:
>秋山記者@毎日新聞は「次の質問をどうぞ」と絶対に言えない(この質問で終わり、と司会者が断っているので)タイミングで異議を唱えてはいる。
なるほど、これはいいですね (^o^)
なにしろ、記者クラブ、おとなしすぎます。記者クラブという制度の欠陥 (致命的に馴れ合ってしまう) を感じてしまうところです。
投稿: tak | 2018年12月13日 20:51