前期高齢者になって「疲れる」という感覚が理解できた
今日はあまりにも天気が良かったので、自転車で「つくば霞ヶ浦りんりんロード」のつくば側を走ってみた。これは茨城県の誇る全長 180km のサイクリングロードで、始点の土浦駅には立派なレンタサイクル屋もあり、かなりオススメの道である。下の写真は、土浦にほど近いところの蓮根畑だ。
ただ、大きな計算違いがあった。確かに天気はものすごくよかったのだが、風が強すぎたのである。北西の季節風が、多分風速 10メートルぐらいでビュウビュウ吹き付けた。そのため、土浦駅から北西に向かうつくば側の道は、強烈な向かい風となった。
私はこうした自転車専用道を走る時は、風が弱ければ大抵 24〜25km/h のスピードを維持できる。ところが今日は向かい風が強すぎて、平均スピードは 15〜16km/h しか出せなかった。なにしろ、ずっと平坦な道として知られるりんりんロードを行くのに、なんだか徹頭徹尾、斜度 4〜5度のヒルクライムをしているように感じられたのである。
初めの心づもりでは、土浦駅から約 30km の真壁休憩所まで行って戻ってこようと思っていたのだが、途中のつくば休憩所(土浦駅から約 20km)で力尽きてしまい、戻ってきた。帰り道は強烈な追い風となったので、楽に時速 30km/h ぐらいで来れたのだが、土浦からの帰り道は西に向かう区間が長いので、またしても逆風でノロノロになってしまった。
りんりんロードだけの走行距離は往復 40km 程度のものだが、自宅から土浦駅までの往復が 50km ほどなので、合わせて約 90km の走行距離となる。ただ今日は、倍の 180kmぐらい走ったような疲れ方をしてしまった。
昨年 65歳になって、前期高齢者の域に入ってからというもの、「疲れる」ということの感覚が理解できたような気がする。それまでは「疲れるって、どういう感覚なんだろう?」なんて生意気なことを思っていて、実際に疲れた気がしても一晩寝ればピンピンしていたというのに。近頃は翌日にもちこすこともあるのが悲しいところである。
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コメント
それだけ走れば20代でも疲れます!
takさまは、お元気過ぎ~~~~~
私など、何もしなくても朝から疲れておりまするぅ
後期高齢者ですが、、、何か?
投稿: tokiko | 2018年12月24日 21:45
80歳になって、“今日は50kmしか走ってないのに疲れた、後期高齢者の意味が分かった” なんて言い出しそうですね。
投稿: ハマッコー | 2018年12月24日 23:22
tokiko さん:
いやいや、20代の頃は、「疲れた〜、もう無理!」 と思っても、ちょっと休めば回復してましたから、若さは武器でしたね。
朝から疲れてるのは、過度な運動をしないようにという防御反応ですから、まだまだ大丈夫です。補償します!
投稿: tak | 2018年12月25日 11:20
ハマッコー さん:
80代になったら、縁側で猫を撫でていたいものですね (^o^)
投稿: tak | 2018年12月25日 11:21
この時期は荒川も「荒川峠」といわれて自転車海苔に恐れられていますね。北進すると、平地なのにヒルクライム並みに負荷がかかりますから、トレーニングにはもってこいですね(  ̄▽ ̄)。私ですか?おやすみの日、強風だったら自転車には乗りません。なにかの修行みたいになっちゃいますからね(  ̄▽ ̄)。
投稿: 萩原です | 2018年12月25日 14:16
萩原です さん:
「荒川峠」 とは、言い得て妙。
確かに上流に向かうと、見事なまでに冬の季節風に逆らう方向になりますね。平地でヒルクライムのトレーニングになるとは、考えようによってはいいけど、普段乗りにはちょっとね ^^;)
投稿: tak | 2018年12月25日 19:11