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2019年1月24日

T カードの顧客情報

HUFFPOST が T カードの個人情報提供をめぐっての国会紛糾のニュースを伝えている(参照)。山尾志桜里議員の「2012年に (T カードの運用主体の) CCC にこのよう (Tカードの個人情報の捜査機関への提供) に要請したのは事実か」 という具体的な質問に、警察庁・田中勝也長官官房審議官は「一般論として協力要請することはあり得る」と言うのみで、まともには答えなかったためだ。
190124T カードといえば、私も 1枚持っている。だいぶ前にとあるホームセンターで買い物をした際に、「お得になります」みたいなことを言われてその場で申込用紙を書かされ、カードが発行された。

それからというもの、そのホームセンターやファミマで買い物をする度に「T カードはお持ちですか?」と聞かれ、「ああ、そういえば持っているな」と思って差し出すと、レジの機械を通して何やら登録している様子である。しかしそれが一体何の意味を持っているのか、そして何が「お得」なのかわからないまま最近まで来ていた。

何しろ、ホームセンターでは大抵クレジットカード、コンビニでは Suica で支払うので、それが T カードと何のつながりがあるのかわからない。ところがつい最近、ファミマでの買い物で Suica で払おうとしたところ、チャージを忘れていたために残高不足だった。

「あ、ゴメンね、現金で払うから」と言ったら、レジのオネエサンが「もしかしたら、T カードで精算できるかもしれませんよ」なんて言い出し、ポイントとやらを調べてもらったら余裕で支払えたのだった。なんだ、買い物する度に貯まるポイントというのは、実際の買い物に使える仮想通貨みたいなものだったのか。

どうやら買い物の度に支払った額の何パーセントかが、T ポイントとして貯まるらしい。妻には「あなた、そんなことも知らなかったの?」と呆れられたが、私はそういうことにはとんと疎いのだよね。

そもそもそんな面倒なことをするぐらいなら、買い物の度にその分割引してくれれば手数が省けると思うのだが、CCC とやらは顧客情報を蓄積することに意味があると考えているので、こんな手のかかることをするのだろう。情報が一人歩きする世の中だ。

そしてその顧客情報というのは、警察が欲しがってしまうほどに意味があるもののようなのだ。私としては、ほんの数パーセントのポイントと引き換えにそんな情報を取られてしまうのは気持ち悪いから、最近は「T カードをお持ちですか?」と聞かれても、「持ってないし、作る気もないよ」と答えている。

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コメント

Yahoo! Japan IDとリンクさせて、溜ったポイントはネット募金に回していたのですが、今回の件でリンクを切りました。元々はレンタルビデオ屋TSUTAYAの会員カードとして持っていたのですが、そちらの有効期限も切れているし、更新はしないでおこうかと。

そして「Tポイントカードお持ちですか?」と聞かれたら、これからは「え、それって持っているとヤバい奴でしょ? 警察に監視されるって聞いてますけど…」と答えることにします(笑)

投稿: 山辺響 | 2019年1月25日 13:26

山辺響 さん:

へえ、そんなこともできるんですか。私はこういうことにはまったく無知ですね ^^;)

「警察に監視される」 とは、ちょっと言い過ぎでしょうけど、こういういい加減なことすると、確実に顧客を減らしますね。

投稿: tak | 2019年1月25日 19:24

Tポイントに限った話でもありませんが、買い物に対してポイントを付与する、つまりは、個人情報をポイントという通貨で買っている(消費者側は売っている)わけですね。

この情報は、その消費者の購買属性だけでなく、買った店などの行動属性、果ては趣味趣向などの属性データになりますから、企業側にとっては大変価値のあるデータになるわけです。
さらには、国家権力と紐付けば、監視力さえ備わるわけですね。

知らぬのは消費者だけで、ポイントカードで追跡され、顔認証システムなどの街頭カメラで捕捉され、すでに世の中は監視社会になってます。
この流れは、個人レベルで抗っても、もう抵抗はできないんじゃないかと思ってます。

投稿: もりけん | 2019年1月28日 02:09

もりけん さん:

なるほど。個人情報は既に 「商品」 となっているわけですね。

私としては T カードに関しては既にドロップアウトしているわけですが、これはどちらかというと、「個人レベルで抗っている」 というより、「いちいち提示するのが面倒」 というのが最大の理由で、その上に 「気持ち悪い」 という要素が加わったので、はっきりと 「提示しない」 というポリシーになっちゃったわけです ^^;)

とにかくあれ、本当に面倒です ^^;)

投稿: tak | 2019年1月28日 16:00

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