「雪下ろしの雷」が関東でも鳴った
さっき十時過ぎに「ガラガラ、ドシン!」というものすごい雷がなったので、「こりゃ、『雪下ろしの雷』かな?」と思って外に出てみると、案の定、夜闇の中に白い雪が舞っていた。「今夜は関東の平野でも雪になる」という天気予報がしっかりと当たってしまった。
1年とちょっと前に「冬の雷、この世の不思議」という記事を書いている。冬の日本海側では冬に雷がよく鳴って、これを「雪下ろしの雷」とか「鱈起こしの雷」とか言う。夏の雷のようにゴロゴロといつまでも長く鳴り続けるということは稀で、まさに「ガラガラ、ドシン!」の一発で終わりになることが多いのだが、まさか関東でも「ガラガラ、ドシン!」で雪になるとは思わなかった。
ちなみに「冬の雷、この世の不思議」というのはマザーグースの短い歌で、原詩は "Winter's thunder is the world's wonder." という。"Thunder" と "wonder" で韻を踏んでいる。
本当に冬の雷というのは、世界的には珍しい現象だそうで、これが関東の平地で発生したというのは、異常気象の一環なんじゃないかという気がしてしまうのだよね。
明日は広島に出張しなければならないのだが、朝の交通は大丈夫だろうか。気を揉んでも仕方がないから、今夜は早めに寝てしまおう。
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