私は教師に何を言われようが、全然気にしなかったけどなあ
ネット上では、小学校の女性講師が指導に従わない児童に 「耳が聞こえないなら病院に行った方がいい」とか「障害者か?」とか暴言を吐いたというニュースが注目されている(参照)。最近の教師はよほど言葉に気をつけなければならないようだ。
当の女性講師は「障害者か?」とは言っていないとしているらしい。確かに「耳が聞こえないなら病院に行け」というコメントと 「障害者か?」という文言は釣り合わない。後から尾ひれが付いた可能性もある。
ところで小学校時代の私は、教師には相当な「悪童」と認識されていたので、「障害者か?」なんてものじゃない言い方をしょっちゅうされていた。もろに感情的な「人格否定」である。ただ私は何を言われても「教師ってレベル低いなあ」と思うばかりでちっとも傷つかなかったので、まったく取りあわなかった。気にするだけ馬鹿馬鹿しいと思っていたのだよね。
私の小学生時代は「悪童」とは言っても、ひたすら「勝手な振る舞い」をする子供だったというだけで、騒いで授業妨害をするとかいうわけではなかった。そんな馬鹿なことをするのは嫌いだったしね。ただ、それが教師の目にはかなり気に入らなかったらしく、親には「授業中に勝手なことばかりして周囲に迷惑をかけている」と伝えられていた。
ただ当時のクラスメイトに尋ねても、私が授業妨害をする子どもだったという認識はまったくなく、「授業中でもただひたすらマイペースな tak 少年」と思われていただけのようなのだ。はっきり言って迷惑がっていたのは教師だけだったのだよね。よほど気に入らなかったのだろう。
「教師の目には気に入らなかった」というのも、わからないではない。こう言っちゃナンだが、地方の公立小学校の授業のレベルって低すぎて、退屈極まりないので、つい勝手なことばかりしちゃうのである。そのくせ授業の内容にはきちんと聞き耳を立てていて、教師がうっかり誤ったことを言おうものなら「先生、それ、違うよ」とすかさず指摘して、授業中に何度も恥をかかす。これで教師(とくに女性教師)に嫌われないわけがない。
というわけで、私は小学校時代から「自分って、ちょっと変わった子なのかも」と、十分に自覚しながら育ったのである。そう自覚してしまいさえすれば、教師に何を言われようが気にならないどころか、逆 「励みになる」ぐらいのものである。
こんな風な育ち方をしてしまったので、しっかりと授業妨害をしながら、「ちょっと変わった子扱い」だけはされたくないという虫のいい子供と、その親の方が問題なんじゃないかと、炎上リスクまであるような極論コメントまで、ついしたくなってしまったのである。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 日本のスタバも、メニュー削減してくれないかなあ(2025.01.31)
- この歳になると、時の経つのがメチャクチャ早い(2025.02.01)
- トイレットペーパーの幅が狭く、長さも短くなった(2025.01.20)
- 「御中」にするために、定規を使って「行」を消すって?(2025.01.18)
- 50年近く前に禁煙したのは「贖罪意識」からだった(2025.01.11)
コメント
小学校低学年の頃は、女性の(若くて綺麗でグラマラス)先生から「おたんちん!」と叱られておりましたなぁ。
宿題や提出物忘れでは、申し分なく平手打ちを浴びせられておりました。
小学6年間「おたんちん!」な児童でしたが、後半は叩かれた記憶がないので、そこは先生の性格なりだったんだと思います。
takさんの様に達観児童ではなく、主体性のない「ボーっと生きてんじゃ!」的などんくさいヤツだった(丸っこい体型も作用して)ので、おかげ様で、主体性のない大人として現在を謳歌いたしております。
今の環境だと、「おたんちん!」も十分なる暴言に当たるんでしょうねぇ…。
※一部不適切ともとれる表現がございましたが、あくまで個人の感想です。
投稿: 乙痴庵 | 2019年3月 1日 19:08
乙痴庵 さん:
昔の小中学校って、かなり理不尽なことが当たり前に横行してましたよね。
本当に人格否定的な言葉で罵られたり。
投稿: tak | 2019年3月 2日 22:23