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2019年2月 4日

ふと「立春卵」のことを思い出してしまった

今日は立春で、ふと「立春卵」のことを思い出してしまった。10年ぐらい前は「コロンブスもびっくり!」とばかり、「立春には卵が立つ」というのが大きな話題だったのだ。ところが近頃はインターネットの世界でもとんと忘れ去られたようで、人の心の移り変わりの早さを痛感する。

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私が 「立春卵」 について書いたのは 13年前の 2006年 2月 1日で、その時のタイトルは「立春に(限らず)卵が立つ」というものだった。タイトル通り、立春の 3日前に卵が立っている証拠写真付きの記事である。

その後、2008年の立春の「和歌ログ」に、「立春の日に支へられ卵立つ倒るるはずのなきものとして」という歌とともに、しっかりと卵の立っている写真を載せていて(参照)、その時の写真が上の右下のものだ。本当に「倒れるはずがない」と思わせるほどにしっかりと立っている。

そして 2010年 2月 5日にも「立春卵」の写真入り記事を載せていて、その時の写真が上の左上のものだ(参照)。この頃までは、本当に案外簡単に卵が立っていた。

ところがこれ以後、急に卵が立たなくなってしまい、私もブログでも卵の立っている写真は消え去った。そして 5年前の  2014年 2月 4日に、「近頃は立春でも卵が立たなくなった」というギブアップ宣言のような記事を載せている。

立春に限らず卵が立つのは、卵の殻の表面のブツブツが、微妙に三脚のような働きをするからである。完全にツルツルだったら、いくらなんでも丸い卵が立つはずがない。ところが最近「スーパーエッグクリーナー」という洗卵機が普及し、それが卵を立ちにくくしているようなのだ。5年前の記事でこの機械を動画入りで紹介し、次のように書いている。

鶏の汚物だらけの卵がどんどんきれいになる様がよくわかる。かなり詳細に撮影してくれているので、機械の内部で、思いのほかに固そうなブラシで念入りにブラッシングされているのも見える。あんなブラシでゴシゴシこすられては、そりゃ、表面のブツブツも摩耗してしまうだろうよ。

実は今夜も卵を立ててみようと必死にトライしたが、まったく立たなかった。というわけで最近は何でもかんでも衛生的になったが、面白みは減ってきたように思われるのである。「立春卵」の伝説は、既に息絶えてしまったようなのだ。

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