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2019年3月31日

桜田オリパラ大臣というキャラ

桜田オリンピック・パラリンピック担当相という人は、話題の尽きない人である。今回もオリンピック成功に向けたご当地キャラを集めたイベントで、高知県のゆるキャラ「くろしおくん」を「栃木県」のゆるキャラと言い間違えたそうだ。

190331

この人も一応明治大学商学部卒業ということになっているから、栃木県はいわゆる「海なし県」で、ゆるキャラが「くろしおくん」になるはずはないと一応は理解できるはずなのだが、話の流れの中で自分が発する言葉の前後の脈絡がぶっ飛んでしまうことが多いようだ。だから国家予算の話をしていて 「1500円」なんて平気で言ってしまう。

それは単なる「話の流れ」の混乱に留まらず、重要な論理の混乱に発展してしまうようでもある。「あなたのような人がサイバーセキュリティ担当の大臣でいいのか」という追求には、「安倍首相が大丈夫との判断のもとに任命されたのだから」みたいに答えていたようで、そこにあるのは「それに関しての責任は首相にあるのであって、自分にはない」という論理である。

要するにこの人、徹底して「自分で判断しない」「責任を取らない」「周囲の用意してくれたミコシに乗る」という生き方のようなのだ。その上で「汗だけはかく」と言っているわけで、だから責任あるコメントをしなければならないケースにおいても、自分の考えではなく単に決まり文句を述べるだけである。

そこには自分の判断という要素がなく、国家予算に関して「1500円」なんて寝ぼけたことを言ってしまっても、ほとんど無意識なので、違和感を覚えることもない。海のない栃木県のゆるキャラを「くろしおくん」と言い間違えてもそこに意識はないから、自分で気持ち悪くなったりしないで済んじゃうのである。

かなりお気楽なもので、神経症に陥ってしまうリスクの小さいキャラである。あるとしたら、ただ気分的に落ち込んでしまうというだけで、それも時間さえ経てば簡単に回復してしまうだろう。幸せではあるが、やっぱり国会議員なんかやらせてはいけないよねと思ってしまうのである。

 

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コメント

海なし県の話題は、どうも耳に引っかかります。
それでなくても、この方の当事者意識の欠如は、国会議員だから?仕事している状況が継続していても、誰もツッコメないんでしょうかね?
一般企業なら、退席を言い渡されますよ。

栃木県ですか。
最近スーパーマーケットで、比較的安価で手に入れられる、「モウカサメ」ってお魚(だいたい切身)がございます。
「栃木県真岡市の沖合で獲れる、全国漁獲量100%の特産品で…。」ってぶち上げますと、しばらくは、からかわれたことに気づいてくれません…。

投稿: 乙痴庵 | 2019年4月 1日 18:38

乙痴庵 さん:

>一般企業なら、退席を言い渡されますよ。

まさにそうかも。

「モウカサメ」については存じませんでした。そのネタ、一度使わせてもらおうかな (^o^)

投稿: tak | 2019年4月 1日 23:21

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