「平成最後の昭和の日」にちなんで
いよいよ平成の終わりが近付いた。世の中では昨年終わり頃から「平成最後の〇〇」というのが大流行で、昨年 12月 19日には「平成最後の新春バイキング」というのを取り上げている(参照)。いつもの新春バイキングとどこがどう違うのか、さっぱりわからないが。
今年に入ってからは、「平成最後のお正月」「平成最後の節分」「平成最後のひな祭り」などが連なった。ところで上述の記事で山辺響さんのコメントに、私は "極めつけは「平成最後の昭和の日」かも" なんてレスを付けている。そしてその日が明日に迫った。
意外なのは、世の中ではこのおもしろいレトリックが拍子抜けするほど注目されず、明日に迫ってようやく一部で言われ始めた程度ということだ。日本人はこんなふうな「情緒を排した純粋ロジカルな奇妙さによる面白さ」というのを、あまり好まないのだね。
そうした中で、わずかに Twitter で昨年 7月 26日(私の誕生日じゃないか)付の tweet として "2019年4月29日に「平成最後の昭和の日に大正駅で明治のお菓子食べる」とかやりたい" というのが検索された。なるほどね、ここまでクドくしないと日本では笑えないのだろう。ちなみに大正駅というのは大阪市大正区にある JR 西日本環状線の駅らしく、ちょっとローカルネタっぽい。
ここまできたら、もっと徹底的にやっちまえとなるのが人情というもので、その 4ヶ月後に "平成最後の昭和の日に大正駅の前で明治のチョコレートを食べる慶応生」というネタを思いついたので是非ともやっていただきたい" というのが投稿された。
明治までつなげた程度ではあまり心を動かされないが、それを突き抜けて「慶応」まで持ち出したというしつこさに関しては、充分評価していいと思うのだが、これでも巷ではあまり話題にならなかった。そうなるといっそ、関東在住の人間は老舗の和菓子屋のキャッチフレーズを思い出して組み込みたくなってしまう。
というわけで「平成最後の昭和の日に大阪の大正駅の前で明治のチョコレートを食べた慶応生が関東に戻ってきて、元治元年創業梅林堂のお菓子も食べる」ぐらいにしたいが、ちょっとしつこすぎるかな。
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コメント
当方は、「平成最後の休日出勤」です。
「平成最後の昭和の日」に、明日の「平成最後の通常出勤」に備えて、「ちゃっとまわし(ささっと準備)」しとりますわぁ。
ちなみに、会社にナイショで勝手にやってることなんで…。(お察しください)
投稿: 乙痴庵 | 2019年4月29日 18:13
「平成最後の昭和の日」はもちろんですが、明日の「平成最後の国民の休日」も、「平成最後の仕事」せねばならない、間違いなく「令和の高齢者」です。 (^^;ゞ
とはいえ、お仕事頂けるのは、ありがたいこってす。
tak さん、新元号になっても、よろしくね!
投稿: さくら | 2019年4月29日 19:02
乙痴庵 さん:
タイムカード押さない出勤とか、結構多いんですよね ^^;)
投稿: tak | 2019年4月29日 22:04
さくら さん:
なんだか、「明日はプチ大晦日」みたいな感覚ですね (^o^)
投稿: tak | 2019年4月29日 22:06