未だ書き慣れぬ「令和」てふ文字
令和の御代になって 2日目、デジタル・テキストとしては何度も「令和」とタイプしたが、まだ 1度も手書きしたことがないと気付いた。そのうち何かの機会に手書きで書かなければならないこともあるだろうから、試しにサクッと書いてみた。下手くそな字だが、右が筆ペン、左がボールペンで書いたものである。
全然こなれない。どうやら難易度の高い 2文字のようで、全体のバランスがなかなかとりにくい。書き慣れるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
それにしても、間違えて「平成」と書きかけても、「平」という字の 3画めまでに気付けば、途中から「令和」に書き直せるという話には笑わせてもらった。「そんなやつ、いないだろ」とツッコミたくなるネタではある(参照)。
思い返せば、「明治 - 大正 - 昭和 - 平成」と、3シラブルと 4シラブルの年号が交互に続いてきたので、次は 3シラブルになるのだろうと、なんとなく予想してはいた。明治の前をさらに遡れば、「慶応 - 元治(読みは「げんじ」)」 となるのだから、それが伝統なのだろうという気までしていたのである。
しかしよく調べてみると、その前は「文久 - 万延 - 安政」と 4シラブルが 3回続き、さらにその前が「嘉永 - 弘化 - 天保 - 文政 - 文化」なのだから、何も決まったシステムというわけでもない。たまたま「元治」以来そうなっているというだけなので、短絡的な思い込みは危険ということだ。
激動の時代だからいろいろなことが起こるだろうが、後世に語り継ぐのに「令和の〇〇」というのがあまり悪いことにならず、ハッピーなものになるようにと祈るばかりである。
さらに言えば、私の両親がいずれも昭和 1桁生まれで、私も妻も、そして 3人の子どもたちに至るまで 3代続けて昭和生まれ(末娘は辛うじて昭和 62年生まれ)なのだから、昭和という時代は長かったのだなあ。
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