ウチの寺が潰れちゃったのかと思ったよ
明日に母の十三回忌の法要を営むために実家に戻っている。相変わらずの晴れ男で、今日も明日も天気の心配はまったくないようだ。下の写真は、常磐道の途中、湯ノ岳パーキングで写した写真である。
今回の道中はちょっとヒヤヒヤものだった。途中休憩したパーキングエリアから、明日に予約を入れてある旦那寺に確認の電話を入れたところ、呼び出し音すら鳴ることなく、いきなり「この電話番号はお客様の都合でつながらなくなっております」というアナウンスが聞こえる。ならばと住職のケータイに電話してみたところ、これも同様の木で鼻をくくったような応答だ。
「なんじゃ、こりゃ?」である。「寺、潰れちゃったかな?」ってなもんだ。先月の今頃に寺に電話した時には、住職自身が出て話がついていたのに、1ヶ月後に「お客様の都合で」つながらないってことは、きっと何かあったに違いない。住職も相当な年齢だから、何だか心配になってきた。
いずれにしても電話が通じないなら、今日のうちに寺に行って様子を見なければならないと思い、夕方 6時近くに寄ってみると、住職は寄る年波で動きはかなりヨレヨレになってはいたものの、一応無事でいた。「明日はちゃんと行くから、心配ない」という。
じゃあ、「お客様の都合でつながらなくなっております」というアナウンスは一体何だったんだ? 「こんな応答でしたよ」と念のため言うと、「え? そんな応答なの? そう言えば、この頃電話がかかってこないな。一体どうしたんだろう」などと呑気なことを言う。田舎とはいえ、令和の世とも思われぬ。平成をも通り越して昭和 30年代みたいな話だ。
下手すると、明日は身内だけでサクッと墓参りして帰らなければならないとまで思っていたが、まあ、予定通り法事は行えそうだ。寺もいわばサービス業なのだから、電話の管理ぐらいはきちんとしてもらいたいものだが、まあ商売上、浮世離れしているのも仕方ないといえば仕方ないかもしれない。
【5月 9日 追記】
今日になってよく確かめてみたら、銀行口座のナンチャラが変更になって、2ヶ月連続で電話代の引き落としができず、固定電話もケータイも止められてしまっていたのだそうだ。それに気付いていなかったというのだから、やれやれである。
| 固定リンク
「庄内の話題」カテゴリの記事
- 故郷の酒田市にクマが出たというニュース(2023.06.08)
- 授業をサボり、庄内砂丘に寝転がる(2021.06.15)
- 酒田の地吹雪の凄さ(2021.01.07)
- 楽な親孝行をさせてもらった(2002.11.23)
- 「がんす」 と 「のぅ」(2003.07.30)
コメント
電話料金は口座引き落としじゃないのかな?( ̄ー ̄)
投稿: 辺境の暇人 | 2019年5月 9日 13:06
辺境の暇人 さん:
今日になって「追記」で書きましたが、銀行口座の自動引き落としが 2ヶ月連続で機能していなかったんだそうです。やれやれ。
投稿: tak | 2019年5月 9日 15:47
【追記】で、意味がわかりました~~あはは・・
のんきなお方ですねぇ~うふふ
まあ、私も似たような者ですが・・・
投稿: ときこ | 2019年5月 9日 18:36
ときこ さん:
いやはや、令和の日本と思われません。時計の進み方がやたらゆっくりしています (^o^)
投稿: tak | 2019年5月 9日 19:52