来週は前線が張り付いて大雨になるという
気象庁によると、台風 11号は台湾方面に進み、週明けは熱帯低気圧に変わるという予報だが、この台風の連れてきた暖かく湿った空気の影響で、日本付近には前線が発達しやすい状況になっていて、週明けはぐずついた天気になるらしい。(参照)
上の図を見ても、月曜から土曜まで、日本付近には前線がべったりと張り付いている。7月は大雨の梅雨、8月半ば過ぎまでは 40度以上を記録した猛暑、そして雨模様が続いて束の間の晴れ間が来たと思ったら、またしても大雨になりそうなのだ。とくに西日本は気をつけなければならないようで、近頃の天気は極端から極端に振れる。
今月の半ばは関西から北陸方面に連続して出張していたが、15〜18日は大変な猛暑で頭がクラクラするほどだった。そして 18日夕刻からは急に雨模様になり、19日は交通機関が動かなくなるほどの大雨で、関西から北陸までの移動にちょっと苦労した。
そして関東に帰ったらまたしても猛暑がぶり返し、「一体どうなってるんだ?」なんて言っているうちに来週はまた大雨というわけだ。本当に油断のならない天気が続く。
昔みたいに気温が 30度に達したら「暑い暑い」と言っていればよかった時代は、今から思えばかなり穏やかな天気だったと言えるだろう。夏の終わりから秋にかけての虫の声を聞く夕暮れは、今ではかなり貴重な風情である。
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