各地の夏休み事情
今日は 8月 31日。世間の思い込みでは小中学校の夏休み最後の日ということになっているのだが、改めて調べてみると、どうやらそう決まっているわけではないようだ。東京都の夏休みは今月 25日の日曜日までで、翌 26日から新学期が始まっている学校が多いようなのである。(参照)
私の育った山形県の夏休みは、7月 27日から 8月 20日までの 25日間しかない。これは北海道と並んで、日本で一番短い夏休みである。北隣の秋田県は 33日間あるというのに、気の毒な限りではないか。もっとも夏休みが短い分、冬休みは長いはずなので、不公平がないようになっていると聞くのだが。
クルマの運転をしながらカーラジオを聞いていたところ、「今日は夏休み最後の日なので、宿題の仕上げに追われている子が多いだろう。もしかしたら、親も手伝わされているんじゃないか」みたいなことを言う番組が多かったが、よく調べてからものを言う方がいい。少なくとも北海道、東北、関東では 8月 31日までが夏休みなんていう都県はない。
全国ベースで言うと、石川県、京都府が 8月 31日まで夏休みとしており、さらに富山県、愛知県、三重県、滋賀県、兵庫県、岡山県、山口県、徳島県、愛媛県、高知県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県の 15府県が 9月 1日まで夏休みという大盤振る舞いをしている。
これは多分、今年は 9月 1日が日曜日という事情によるのだと思う。とすると、石川県、京都府は、9月 1日は夏休みではなく、通常の休日という扱いなのかしらん。
このあたりの事情は都道府県によって考え方に差があるのだろうが、石川県、京都府以外では 9月 1日を夏休みとする分、冬休みが 1日削られるなんてことになったら気の毒である。いずれにしても西日本では 9月 1日が実質的な「夏休み最後の日」というところが多く、さすがに、名古屋より向こうの夏は死ぬほど暑いという印象に違わない。
最近では 9月になっても「真夏日」が続くという年が多く、小中学生諸君(おっと、高校生諸君もか)も大変なことである。最近は学校にもエアコンが入っているらしいが、昔みたいに扇風機もない教室だったら、勉強どころではなかろう。
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コメント
私が子供の頃は、曜日にかかわらず、夏休みは8月31日までと決まっていたように記憶しています。
投稿: 山辺響 | 2019年9月 3日 10:18
山辺響 さん:
それはほとんど「常識」みたいなものでしたよね。
私としては山形県の田舎で「東京の連中は 8月 31日まで休めるらしい」と、不満たらたらでした ^^;)
投稿: tak | 2019年9月 3日 21:10