手の甲の汗 2
このブログの右サイドバーのずっと下の方に「人気記事ランキング」という項目があって、このブログで多く読まれている記事のベスト 10 が表示されている。そしてここ最近、14年以上も前に書いた「手の甲の汗」という記事がずっと最上位にランクされている。
これは、私が手の甲に異常に汗をかいてしまうということを書いただけの記事なのだが、こんなに長期間にわたってアクセスが集中するというのは、世の中には私同様に手の甲の汗に悩む人が少なくないということを表していると思う。試しに「手の甲の汗」でググってみると、私の記事は 4番目にランクされている。
しかし上位 3つのページを読んでみると、総じて「汗」一般についての記述になっていて、決して「手の甲の汗」について論じられたものではないとわかる。5番目以下のページにしても、「手汗」すなわち「掌の汗」についての記述が多く、「手掌多汗症」なんていう症例が紹介されていたりするだけだ。
つまり「手の甲の汗」に絞って記述されたインターネット・ページというのは世の中でかなりレアな存在のようなのだ。つまり決して一般的な例とは言えないということである。ただ、一般的ではないにしても私の「手の甲の汗」という記事に連日少なくない一定のアクセスが記録されるというのは、「レア・ケースではあるが、無視できるほどのものでもない」ということなのだと思う。
つまり「手の甲に汗かき過ぎちゃうんだよね」という人は、人知れず結構存在しているってわけだ。
私のケースで言えば、真夏の炎天下を歩くと、すぐに上の写真のように汗をかく。手の甲の汗腺から大粒の汗が盛り上がるように噴き出すのだ。ハンカチで拭いても、1〜2分ですぐにこんな状態になる。冷房の効いた電車や部屋に入っても、体が冷えて落ち着くまでは汗が噴き出し続ける。
手の甲にはこんなに汗をかくのに、掌の方は案外さらさらなのが我ながら不思議だ。妻は「あなたの『汗腺最多地帯』が手の甲ってことなのよね」とあっさり言うが、当人にとってはかなり不愉快な現象で、そんなにあっさりとは済まされるようなものではない。
ただ、私の汗はまだマシな方のようで、14年前の記事には「酷いふやけ方をします。まるで水死体です」というレスが付いている。私の場合は「水死体」と見まごうほどのふやけ方はしない。ただ、このま死ぬまで真夏になると手の甲の汗を拭き拭き過ごすことになるのだろう。
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