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2019年8月29日

神戸の配水管工事業者からの迷惑電話

我が家の固定電話は呼び出し音が 1回なるだけで留守電応答に切り替わるようにセットされている。しかもその呼び出し音もボリューム・ゼロに設定していあるので、かかってきたことすら気付かないうちに留守電応答となる。

190829

こんな設定にしてあるのは、一昨年の 12月 30日の記事「固定電話には、アヤシい営業電話しかかかってこない」に書いたように、ほぼ 100% 迷惑電話しかかかってこないからだ。まともに応答するだけ馬鹿馬鹿しいのである。

この設定にしてからもしばらくは、1日に 3〜4本の受信があり、留守電応答に切り替わると向こうもすぐに切ってしまうので、再生しても何も録音されていないということが続いた。そして最近は我が家の電話番号は「かけても意味がない」ことが知られてきたためか、迷惑電話は 3日に 2本程度(つまり 1日 1本以下)に減ってきている。

このように迷惑電話は全体として減少してはいるのだが、ある特定の番号からの受信が依然としてとても多い。それは、「078-336-5349」からの受信だ。下 4桁は 5245、5246,5247、5248、5250 というバリエーションがあるが、特定の業者の契約番号なのだろう。市外番号から推定すると、兵庫県神戸市の業者であるらしい。

で、この情報を元にさらにググって見ると、「電話帳ナビ」というサイトに、この電話番号についてのいろいろな情報が載っていた(参照)。こんな具合だ。

キッチンとお風呂の排水菅を無料で掃除するので、都合の良い日を教えて下さい、と言われました
排水工事セールス
明治建築というところの排水工事の売り込みのコールセンター

というわけで、どうやら「排水管の清掃を無料で行う」ということで電話してくる業者であるらしい。無料でそんなことをしたところで何の儲けにもならないが、実際の作業をした際に「故障が見つかった」とか「壊れているところがある」とかいうガセ情報をでっち上げ、本当は必要のない「本格的修繕工事」を有料で請け負うということにもっていくのだろう。

配水管関係に限らず、屋根とか家の土台とか外壁塗装とかに至るまで、この手の業者のやり口というのは大抵そんなものだ。茨城県の我が家に神戸の業者が電話してくるというのは、訪問日だけを設定して、あとは地元の業者が行くように手配し、その間の中間マージンを取るという仕組みになっているものと思われる。

願わくは、この「明治建築」という業者に、ウチの固定電話はすぐに留守電に切り替わるのでいくらかけても無駄という情報を、社内でしっかりとフィックスしてもらいたいのである。そうすれば、迷惑電話が激減することが確実だ。

 

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コメント

着信履歴をみてから電話番号で検索して「買い取り業者」「畳替え業者」などと判明すれば片っ端から着信拒否番号に登録しています。また非通知も拒否しています。

その効果あって、いまでは迷惑電話は全くありません。
ならば、固定電話は要らないじゃないかとなりますが、だらだらと月に二千二百円払い続けて悶々としています。

その明治建築と言う会社が存続しているということは、無料の文句に釣られて最終的にお金を払ってしまう人が一定数いるんでしょうね。世の中には無料と言うものはない。

一時、何とか説明会に来ればパンを一斤とか醤油一本とか上げると言って年寄りを誘い込んで、何十万もする浄水器を売りつけるなんて言う商法がありましたが、パンや醤油がタダがそんなにありがたいかと不思議に思います。

投稿: ハマッコー | 2019年8月29日 22:51

ハマッコー さん:

私の場合、根が無精なもので、着信拒否の登録が追いついていません。それで「着信しても出ない」方式にしています ^^;)

我が家の場合、固定電話は光回線とセットなので、いつまでもダラダラと契約を続けています。また、3年に 1度ぐらい「FAX を送りたい」「FAX で送ってもらいたい」なんていう絶望的な申し出があるので、仕方ないですね。

FAX じゃなく、メールの添付ファイルにしたいところですが、やり方をいくら説明してもわからないオバサンもいますのでね。どうやら「FAX こそ最新で最強の通信手段」と思い込んでいるようです。

投稿: tak | 2019年8月30日 17:44

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