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2019年9月14日

台風以後、ウシガエルの声が聞こえなくなってしまった

一昨年の 6月 17日に 「ウシガエルの鳴く日」という記事をアップした。我が家の裏手の土手にはウシガエルが数匹棲み着いているらしく、いつも昼となく夜となく、盛大な声で鳴いていたのである。改めてその動画を下に添えておくので、再生すると声が聞ける。

その鳴き声はもう、あまりにも馴染みになってしまっているので、普段はあまり気にならない。しかし我が家の娘が久しぶりに帰ってきて泊まると、「この家に住んでいたときは当たり前の声だったのに、久しぶりで寝ている時に聞くと恐ろしくなっちゃう」というほどの大音響だ。

ところがそのウシガエルの声が、先日の今週の月曜日の台風 15号襲来以後、ぱったりと聞こえなくなってしまったのである。冬眠しているらしい真冬を除いて毎日毎晩お馴染みになっていたあの大音響が聞こえないというのは、何となく淋しい気がしてしまう。

一体どうしてしまったのだろう。9日付の記事で、台風が過ぎ去る前の夜明け頃から野鳥が鳴き始めたことで、「野生の強さに学びたい」なんて書いたが、実際には野鳥の世界も大変だったのだと、のうさぎ星人さんのコメントで知った。読売新聞が「台風影響か野鳥死骸 3000羽 スズメやムクドリ さいたまなど 11市町」と伝えている。

とすると、我が家の裏手に住んでいたウシガエルも、強風で吹き飛ばされ、増水した流れに呑まれてどこか下流に押し流されてしまったのだろうか。何しろカエルのことだから、よもや溺死なんてことはないと思うのだが、小貝川の本流の辺りまで流されてしまっていたら、生育環境のあまりの変化に大変な思いをしているだろう。

そんなことを考えると、長年馴染んできた鳴き声の主だけにちょっと心配な気がしてしまうのである。我が家の裏手に、再びウシガエルが戻ってくるのは何年先になるのだろうか。それまでは、妙に静かな夜を過ごさなければならない。

 

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自然・環境」カテゴリの記事

コメント

蛙も溺死するそうですよ。
youtubeで庭に大きなタライで池を作っている方が、ウシガエルの溺死体を発見されていました。オタマジャクシからカエルになるとエラ呼吸が無くなり、定期的に陸地に上がる必要があるみたいです。

投稿: らむね | 2019年9月15日 19:05

らむね さん:

へえ、そうですか。

牛蛙は昼間は水の中から顔だけ出して鳴いていると聞いていたので、よもや土左衛門にはならないだろうと思っていましたが、その可能性もあるわけですね。

確かに、結構な波が立っていたからなあ。

投稿: tak | 2019年9月15日 21:09

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