仙台まで、たったの 1時間半
日の暮れかけた頃に上野を発って、仙台に出張してきている。今日は駅前のビジネスホテルに泊まりだ。
それにしても東北新幹線ができてからというもの、仙台への移動時間が劇的に短くなった。私が学生時代は「特急ひばり」という懐かしい名前の列車で上野から 4時間かかったものだが、今はほぼ 1時間半で来れる。所要時間が半分以下というのだから驚きだ。
私が今日乗ったのは、新青森行きの「はやぶさ 35号」と秋田行きの「こまち 35号」の連結した便で、これは仙台を過ぎて盛岡で切り離される。青森まで行きたいときはこの切り離し作業で時間を取られるのがちょっと癪だが、仙台までだと本当に早く感じてしまう。
ただ時間に余裕がある時などは、新幹線であっという間に着いてしまう旅はちょっと味気ない。個人的には自分でクルマを運転して、高速道路ではなく一般道を辿る旅が好きだ。ちょっと興味をそそる看板や道案内などがあったら、気軽に寄り道できる良さがある。
しかし近頃ではそんな酔狂な旅はなかなか実現しない。そんなわけで、今日はホテルに入ってぐっすり眠り、明日に備えることになる。
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コメント
新幹線で移動すると、風景が記号化されてしまいますね。
特に一人旅のときはそうなります。ただの移動手段です。
それはそれで結構なことですけど。
投稿: ハマッコー | 2019年9月 4日 00:20
ハマッコー さん:
>新幹線で移動すると、風景が記号化されてしまいますね。
言い得て妙ですね。
投稿: tak | 2019年9月 5日 00:47