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2019/10/06

麻雀と同質化圧力

同年代の知人から「最近、麻雀やらなくなったよね」と言われ、「最近どころか、生まれてから一度もやったことない。ルールも知らない」と言うと、「へえ! まるで最近の若者みたいだね」と驚かれた。

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麻雀が廃れているらしい。そういえば私が学生時代はみんな麻雀をしていたもので、私のようにルールも知らないというのは、まったく珍しい存在だった。

学生時代、学習塾の講師のバイトをしていたことがあり、正月にはこの塾の経営者の家にバイト講師が全員集まって食事をする新年会みたいなことをしていた。そしてこの新年会の恒例行事が麻雀で、食事会が終わるとみんな嬉々として麻雀卓を囲んでいたのである。

一人だけ麻雀をしない私は、食事が済むとさっさと帰っていたのを思い出す。あのまま残っていたら、かなり遅くまでやることになっていただろう。そんなのには到底付き合いきれない。

「麻雀/廃れた」という 2語でググってみると、麻雀が廃れた理由は「教える人がいなくなった」ことだとする指摘が多い。「ギャンブル依存症克服支援サイトSAGS」というサイトの「麻雀が廃れた理由とは」という記事には次のようにある。

私は麻雀が廃れた理由として一番大きいのは、麻雀を教える人が居なくなっていったからではないかと考える。教える人が居なくなる大きな理由とは、学生達のライフスタイルの変化が大きい。冷暖房の整った部屋にこたつは必要で無く、こたつが無ければ遊戯場所は雀荘しか無くなる。雀荘は、それなりのお金がかかる……。

さらに「真面目に脱線話@リンガランド英語塾」というブログの「なぜ麻雀は廃れたか」という記事にも、大学の先生からこんなような話を聞いたと書かれている。

「これは僕の推測なんだけれども、大学から麻雀が廃れたのは、教養と専門でキャンパスが分かれてからじゃないかと思うんだ。1、2年と3、4年が接触する機会がなければ、結局、麻雀を教える場所も機会もなくなっちゃうよね」

私は麻雀という遊びは、日本人の「同質化圧力」の象徴だったと思っている。私が学生の頃、麻雀はやって当たり前で、「麻雀しません」とはとても言いにくい雰囲気だった。その「言いにくさ」に負けてしまうと、麻雀を教えたがるやつに付き合うほかなく、ルールを覚えて徹夜麻雀になだれ込むことになっていた。

私はその点、かなり図々しくて、「みんなと一緒である必要なんか、さらさらないよね」と思っていたので、「麻雀やらないよ。ルールを覚える気もない」と平気で言えた。「同質化圧力」に対する抵抗力は昔から強かったようなのだ。

学生時代に麻雀をやらなかった分、ほかのいろいろなことに首を突っ込むことができて、今の私のキャラが形成されたというわけだね。

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