「環境、吉野、きつねうどん」という三題噺
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが帰国し、研究以外でやりたいことを尋ねられると、「きつねうどんか何かを食べたい」と笑顔で答えたという(参照)。
「環境問題解決への道筋をつけることが、我々の責任だ」とおっしゃるだけに、「毎日ステーキを食べたい」なんていう日本の環境大臣(参照)とは、さすがにレべルが違う。「きつねうどん」と「ステーキ」の間には、大きな意識の差がある。
ちなみに肉を食わないことにしている私としても、出張先の外食では「なか卯」のきつねうどんをよく食ったりしているので、この発言にはとても共感してしまった。「なか卯」の店舗は結構あちこちにあるのでありがたい。
ところが気をつけなければならないのは、「なか卯」となんとなく店構えの似たのに「すき家」というチェーンがあることだ。「なか卯」は丼物と(親子丼とか)京風うどんの店だが、「すき家」は牛丼とカレーの店である。どちらも「ひらがな 2文字 + 漢字」の店名だし、どうにも紛らわしい。
先日も関西方面の出張先で、「なか卯」と間違と間違えて「すき家」に入ってしまったばかりである。カウンター席に座り (いや、その前の食券自動販売機の前という段階だったかな?)、うどんメニューのないことでようやく「ありゃりゃ!?」と気付いて、「ごめん、店を間違えた」とすごすご退出した。
「なか卯」と「すき家」の違いという問題に関しては、この記事を書いたことで、初めて明確に区別できるようになった。それまではお恥ずかしいことに、自分の中でも曖昧だったのだよね。
ちなみに、「三大牛丼チェーン」というのがあり、それは「吉野家」「松屋」「すき家」なんだそうだ。「なか卯」にも「和風牛丼」なんてメニューはあるが、いわゆる「牛丼チェーン」という範疇には入らないだろう。
で、「きつねうどんのお好きな吉野先生は、チェーン店ならいくら自分の名前が付いていても『吉野家』なんかじゃなく、『なか卯』に立ち寄られるんだろうなあ」なんて、どうでもいいことを思った次第である。
以上、「環境、吉野、きつねうどん」という、できの悪い三題噺のお粗末。
最後に付け足すと、「なか卯」のきつねうどん、なかなか悪くない。若い頃は量的に不満だったけど、最近はちょうといいし。ただし、牛肉うどんはパス。
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コメント
因みに、すき家となか卯は株式会社ゼンショーホールディングスの子会社ですね。そりゃいろいろ似ますよ。
私もなか卯は好きです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AA%E3%81%8B%E5%8D%AF
投稿: ハマッコー | 2019年12月16日 21:05
ハマッコー さん:
そうだったんですか。道理で店構えのイメージ、区別つきませんでした ^^;)
投稿: tak | 2019年12月16日 22:54