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2019年12月27日

都議会のポスターのデザインが一変していた

昨年の 2月下旬、桜の咲く前頃に、"東京都議会の風流すぎるポスター" という記事を書いている。「街灯りに浮かぶ江戸桜に魅せられ 花の浮き橋を渡りゆく」 なんてお水っぽいコピーで、使われている写真からしてまるで観光宣伝のポスターみたいな風情だった。

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この記事には 重箱の隅 さんから「年ごとに見ていくと、平成26年あたりから観光ポスター風にシフトしてるようですね」というコメントが付いた。そして私は都議会サイトの「定例会ポスター」というページで確認した上で、次のようなレスを付けた。

平成26年あたりからというよりは、ずっと少しずつ酔狂さを増しつつあるというイメージですね。

とくに平成29年の 第2回定例会あたりから、「これで行くんだ!」との思い込みを強めているようです。

ところが私がこの記事を書いたとたん、この年の「第 2回定例会」のポスター(下の写真)からデザイン・イメージが一変してしまった。どえらく堅いイメージになってしまって、あまりの変わりように驚いてしまう。

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私の記事を境にして、こんなにもデザイン・イメージが変わってしまったというのは、何か理由があるのだろうか。考えられる理由は、第 1回定例会は 2月 21日から 3月 29日までの開催なので、そこで「平成 29年度」という会計年度が終わり、第 2回定例会は「平成 30年度」になってから行われているということである。

この間に、平成 26年から都議会定例会のポスター制作を行ってきた会社が変更になったということが考えられる。あり得ない話ではない。新しい会社になったので、制作されるポスターのイメージもがらりと変わったという説明は納得しやすいだろう。

で、新しい会社になったあたりで、「前のポスターはなんだか "お水っぽい" イメージみたいに言われていたから、新しいポスターはちょっと ”堅め” でお願いね」なんてことになったのかもしれない。あるいは制作会社が変更にならなかったとしても、デザイン・イメージを変えるという要望は出ていたのかもしれない。

そう考えると、私の昨年 2月の記事は、都議会定例会ポスターのデザイン・イメージ変更にちょっとした影響力を持ってしまったのかもしれないなんて、自分勝手な想像をしてしまったりする。

今月 19日の "ケッタイな挨拶の絶滅から学ぶこと" という記事では、「「いらしゃいませ、こんにちはぁ〜!」というけったいな挨拶が絶滅したことに関して、私が何度も批判的記事を書いたことも影響した可能性があるなんてことを書いている。まあ、このくらいのことを考えないと、16年も毎日更新している甲斐がないというものだ。

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