「近頃、自分の性能が落ちちゃってさぁ」というグチ
最近は同年代の友人たちが次々と職場を定年になり、悠々自適の羨ましい生活になったり、別のアルバイトみたいな仕事に就いたりしている。私はフリーランスになって久しいので、別に「生活ががらりと変わった」という自覚はないが、友人たちはかなり生活の変化を感じているらしい。
友人の中には、中小企業のデスクワークに就いたりしているものも結構いる。「週 3日ぐらいの勤務で大した収入にはならないけど、このまま隠居したらボケちゃいそうだから」なんて言いながら、チョコチョコ小遣い稼ぎをしているようだ。
で、こうした連中と顔を合わせると、「近頃、自分の性能が落ちちゃってさぁ」なんて話になることがある。ちょっと前までは半日あればできていたような作業でも、最近はしっかり一日半かかってしまったりするというのだ。これ、私もしみじみ自覚している一人である。
一世代前のオッサンたちだと「近頃、無理が効かなくなってね」なんていうところだが、我々の世代は元々無理なんてあまりしないから、それとは発想が違う。「仕事のパフォーマンスが落ちる」なんて言われたりするのと近いかも知れないが、純粋に個人的な「性能劣化」と解釈する方がしっくり来る。
この「性能劣化」の要因、私の場合は主に「寝落ち」である。私は自宅で夜中過ぎまで仕事をすることがあり、若い頃は脳にスイッチが入ってしまうといつまででも起きていられたが、最近は日中でもストンと寝落ちしてしまっていることがあるのだ。
会社に通っている連中は「PC に向かってもボーッとしている時間が長くなった」なんて言っている。彼らはオフィスでは「ボーッとする」だけだが、自宅では「ソファに座ってテレビを見ているうちに、いつの間にか寝ちゃってる」と言う。要するに会社では目を開いたまま「寝落ち」してるわけだ。
私はこういうのを「気絶の如き眠り」と称している。今年 10月 15日の "眠いといったらとにかく眠い" という記事にも、次のように書いている。
夕方ソファに横になって、スマホでメールのチェックなんかしていると、いつの間にか眠りに落ちてしまうこともある。こんなのを私は「気絶の如き眠り」と称している。時々妻に「あなた、また気絶してるわよ!」と起こされて、啞然とすることも珍しくない。
で、ちょっと調べてみたところ、PRESIDENT Online の「"バタンキューで寝落ち" は深睡眠できていない」という記事が見つかった。サブタイトルが「気絶に近く、脳がシャットダウン」とあるので、「まさに、コレだよ!」と思ってしまったわけだ。
さらに All About というサイトでは、「寝てばかりの老犬……老化度チェックと老化を遅らせる生活習慣とは」なんていう記事まで見つけてしまった。犬でも年を取ると寝てばかりいるようになるというのは、私も前は犬や猫をよく飼っていたので、「確かにその通り!」と納得である。
犬の場合でも「アンチエイジング」には、「食事管理・歯磨き、関節や歩き方のケア、適度な運動、健康診断」などが大切らしく、人間と変わらない。私もせいぜい「眠りっぱなし」にならないように気をつけよう。
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