久しぶりでクルマのオイル交換をした
昨日、本当に本当に久しぶりでクルマのオイル交換をした。何ヶ月ぶりだか、何年ぶりだかも覚えがないほどの、正真正銘の「久しぶり」である。
昔はセルフのスタンドなんてなかったので、係員に「オイル交換、大丈夫ですか?」とよく聞かれ、大体頃合いというところで「じゃあ、お願い」なんて言っていたものだ。しかし最近はセルフで給油しちゃうので、オイル交換なんてすっかり忘れてしまう。
ところがこんなにオイル交換を忘れていると、さすがに「近頃、なんとなくクルマが重いな」という気がしてくる。加速するときなんか思いっきりアクセル踏まないとスピードに乗らなかったりして、エンジン音がやたらと大きくなる。
というわけで昨日、いつものセルフ・スタンドで給油した後に、奥のオフィスみたいなところに行って「オイル交換してもらえますか?」と聞いてみた。するとカウンターにいた無愛想なオッちゃんが「ああ、ちょっと待って」と言ってさらに奥のドアの向こうに声をかけると、若いお兄ちゃんが出てきた。
「オイル交換、承知しました。前に交換したのは大体いつ頃ですか?」
「そんなの、覚えてないほど、ずっと前なんだよね」
「わかりました。それでは、待合室でしばらくお待ちください」
というわけで、作業が始まった。待合室のソファに腰を下ろし、スマホでメールのチェックなんかしていると、なんだかやたらにヤニ臭い。
「むむ、ここは禁煙じゃないのかな」と思って辺りを見渡すが、灰皿らしきものは見当たらない。どうやら最近になって禁煙にして灰皿などを撤去したらしく、辺り一面にこびりついたヤニ臭さは消えていないもののようなのだ。今は、あのお兄ちゃんが出てきたドアの向こうが喫煙室になってるんだろう。
というわけで、20分ぐらい外の空気を吸ってブラブラしているうちにオイル交換作業が終わった。
「だいぶ久しぶりみたいで、オイル、かなり汚れてましたけど、これで大丈夫ですから」と言う。
「ありがとう」の次に「オタクのオフィスの中の空気も交換した方がいいかも」と言いたいのをぐっと堪えつつ、3,800円なにがしの代金を支払って帰ってきた。軽自動車だとこのくらいの金額で済むのだね。
帰り道は心なしか、エンジンの回転がスムーズになったような気がする。急な登り坂でもアクセルをそれほど踏まなくて済むようなのもありがたい。確かにオイルがだいぶ汚れて、パフォーマンスが落ちていたののだろう。
これからはクルマを長持ちさせるためにも、きちんとマメにオイル交換するよう心がけよう。ただ、いくらそう思ったとしても半年も経てば忘れちゃうのだが。
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コメント
オイル交換の話よりも、スマホで撮った写真の空の青さに見惚れてしまいました。スマホのカメラ機能にもAIとやらが仕組んであるみたいで、「これは空だ」と判断するとより青くするようです。
「これは人の顔だ」と判断するとよりきれいな肌色になるようです。
「美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに」というフジフイルムのCFがありましたが、「…そうでない人もそれなりに美しく」という時代になったようです。
つまらん話で失礼しました。
投稿: ハマッコー | 2020年1月17日 20:32
ハマッコー さん:
ここで使った写真は残念ながら私が撮ったものではないのですが、「裏で AI が働いてるな」と思わせるに十分ですね。
まあ、天気のいい日に撮ったものに違いはないのでしょうが。
投稿: tak | 2020年1月17日 20:46