Mac OS の「スタック」という余計なお世話
今月 14日に "ファイルをどこに保存するか" という記事で、デスクトップにファイルを保存する習慣がついてしまって、デスクトップがアイコンで埋まってしまっている人が少なくないというようなことを書いた。
さらにそれ以前にも、"アイコンでびっしりと埋め尽くされたデスクトップ"、"アイコンで埋め尽くされたデスクトップ依存症候群" といった記事を書いていて、盗み撮り(?)した写真には、まさにアイコンで埋め尽くされたデスクトップが映っている。こんなになっては、必要なファイルを見つけるにも手間がかかるだろう。
ちなみに私のデスクトップはそれとは対照的に、アイコンが少ない。置いてあるのは、その日のブログ記事に使う写真ぐらいのもので、それも「仮置き」しているだけだから、ブログを更新して用が済めばさっさと削除してしまう。
そんなやり方をしているのだが、最近の Mac OS は、デスクトップにファイルを保存する際に自動的に「スタック」というフォルダのようなものが生成されて整理されるようになった。どんなものかは、"macOS - デスクトップを整理(スタックをオン/オフ)" というページを見れば容易に理解できるだろう。
例えば複数の Word ファイルをデスクトップに保存すると、自動的に「書類」というスタックが生成されて、その中に収まる。同様に、Exels ファイルをを複数作ってデスクトップに保存すれば「スプレッドシート」というスタックに、画像ファイルは「イメージ」というスタックの中に収まる。
上の画像は試しにスタック機能を使ってみたもので、この画像を保存してからはさっさと削除して元通りの綺麗なデスクトップに戻した。私はやはりデスクトップにいろいろ置くということはしたくないのである。
そもそもブログに使う画像を「仮置き」しただけなのに、下手に「イメージ」というスタックなんか自動生成されて、その中に保存されると、慣れないうちは「ありゃ、あの画像、どこに消えちゃったかな?」なんてアセったりしていた。というわけで、個人的にはこの機能は「余計なお世話」と思っている。
ちなみにこの「スタック」という機能は、一昨年の OS アップデートで実現したもののようだが、私の Mac 上では、昨年末頃から急に現れるようになった。何かの拍子にこれを「オン」にしてしまっていたのかもしれない。
「こんな機能は『オフ』にしちゃえないのかなあ」と思っていたのだが、実は簡単にできた。上述のページに示されているように、デスクトップ上で右クリックし、出てきたメニューの「スタックを使用」という項目のチェックを外しさえすればいい。これで余計なお世話から解放されて、スッキリした。
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