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2020年2月に作成された投稿

2020/02/29

Today's Crack の記事、6,500本を達成

昨年大晦日の記事の末尾に、「ちょっと計算してみたら、今日まで 6,440本の記事を書いてきたことになり、来年の 2月 29日で 6,500本になる」と書いた。というわけで、体だけは健康でこの冬も毎日更新を続けてきたので、今日の記事はめでたく 6,500本目である。

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このコラムは、2002年の 3月 17日に開始して以来だから、ほとんど 18年近く続けていることになる。開始直後は「記事」と言ってもほんの数行、つまり「ほんの一言」みたいなものだった。

"Today's Crack" というタイトルも、まさに「今日の一言」みたいなところから名付けられたものである、ところが、半年も経たない 8月頃から「ほんの一言」では済まなくなり、だんだん長くなって今のような形に落ち着いている。

6,500本のうち 2003年 12月 26日以後は、結果として「毎日更新」となって今日まで来ている。それまでは「なるべく毎日更新」を謳っていたが、この日からは「正真正銘の毎日更新」になった。もっとも、リンク先を見て頂ければわかるが、この日からしばらく、日付が変わる前に翌日分の記事をアップすることにしていた。

いわゆるフツーのブログ・システム上ではこれはやりにくい話だが、当時は自分の「本宅サイト」内の記事として連載していたので、その辺の細かいところは何とでもなったのである。で、結果的に形として 12月 25日分がスキップされたわけだ。

というわけで、実は実質的な「毎日更新」がスタートしたのは、その 11日前の 12月 14日(図らずも忠臣蔵の討ち入りの日)付、"のんきなヨーロッパ" という記事からである。ただこの記事にしても、「本日から『正真正銘の毎日更新』でいく」なんて宣言しているわけでもなんでもない。

つまりいつの間にか勢いがついて、こうなったというだけである。こんな具合に自然体でテキトーにやってきたのが、長続きの要因と言っていいかもしれない。

 

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2020/02/28

「バカヤロー!」発言と、絶妙な言い訳

今朝の NHK ラジオ 『すっぴん 8時台』の「おたよりコーナー」のテーマは、「バカヤロー」だった。吉田茂がかの有名な「バカヤロー解散」のきっかけとなる発言をしたのが、1953年の今日、2月 28日だったことにちなんだらしい。

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番組では「バカヤロー」に関する聴取者の「おたより」を募っていたのだが、最初に紹介されたのは「今、一番『バカヤロー』と言いたいのは、新型コロナウイルスに対してです」という、いかにもありがちなものだった。時節ネタとはいえ、はっきり言っておもしろくも何ともないよね。

ウイルスに向かって「バカヤロー」なんて言ってもしょうがない。ウイルスはウイルスでただ自然に存在しているだけなのに、それを人間が無理矢理自分の社会に引っ張り込み、大騒ぎしているにすぎない。

言わば人間の「業」があぶり出されているようなものだから、そこから何かの教訓を得る方がいい。ウイルスを一方的に口汚く罵るのでは、人間の品性の方が落っこちてしまう。ウイルスだって「バカヤロー」なんて言われたらムッときて、言ったヤツに取り付いてしまうだろう。(そりゃないか)

それよりずっと面白かったのが、中学校の陸上部時代の思い出を語ったものだった。ざっとこんな内容である。

陸上部の顧問は何かというとすぐに「バカヤロー!」と言って怒る先生で、皆に恐れられていた。ある日、大会出場のため早朝に学校集合。遅刻の許されない場面だったが、後輩の S君がなかなか現れない。出発が迫って誰もがイライラし始めた頃、ようやく彼が走ってくるのが見えた。

息を切らせて到着した S君は、開口一番、

「済みません! 金縛りにあって起きられませんでした!!」

これにはさしもの顧問も怒るに怒れず、「阿呆!」と一言呟いただけだった。

絶妙な言い訳だよね。しっかり使える。

 

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2020/02/27

中国で野生動物取引が全面禁止となったらしいが

NHK は先月 28日、「中国 野生動物の取り引き全面禁止 新型肺炎 感染源の疑いで」と伝えた。この関連ではヴィーガン(菜食)情報サイトの Veg News にも、 "China Permanently Bans Consumption of Wild Animals" (中国が野生動物の消費を永久に禁止)というニュースがある。

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NHK のニュースによればこの「禁止」は、次のように「ウイルスの流行が収まるまで」の一時的なものとされている。

中国で感染が拡大する新型コロナウイルスについて、中国当局は野生動物が感染源である疑いが持たれていることから、ウイルスの流行が収まるまで取り引きを全面的に禁止することを決めました。

しかし VEG NEWS の方は "Permanently Bans"(永久に禁止)となっていて、どちらが本当なのかわからない。

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VEG NEWS の日本語版サイトでは、このニュースを「中国、野生動物取引の全面禁止を宣言 2万ヶ所閉鎖」の見出しで次のように伝えている。

中国の政府は昔から野生動物の市場への反対を「海外からの押し付け」として無視してきたが、コロナウイルスの影響で経済が悪化し国民の健康も危険なので即時全面禁止を決めた。(中略)

北京大学が行なった調査によると、中国人の97%は野生動物の消費に強く反対しているそうで、コロナウイルスが流行したら中国のSNSが野生動物の市場を廃止しない政府に対して怒りの投稿が非常に多かったため政府は動かずにいられなかったらしい。

この記事の日本語、ちょっとイラつくレベルだが、厚労省の機械翻訳よりはずっとマシなのでそのまま引用した。中国でも圧倒的多数は野生動物の食用に批判的だったようだが、古くからの食習慣は脈々と継続され、そのための市場が 2万ケ所もあったというのだからすごい。

市場では、生きた犬、猫、亀、蛇、ネズミ、サル、コウモリ、トカゲなど(犬や猫は "wild animal = 野生動物" と言っていいのかなあ?)が狭い檻に入れて売られ、買い手がつくとその場で殺されていたと伝えられる。これが世界中の動物愛護者からの批判の的だった。

今回の感染症の拡大が、図らずもこうした取引の禁止につながったわけだが、今後は非合法取引として続くことになるだろう。どうしても犬食いたい人は食うだろうからね。

ただ、そうなるとかえってアンダーグランドで危険が増してしまうと思うがなあ。

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2020/02/26

眠くてたまらない!

近頃、いろいろと仕事が立て込んで夜中過ぎまで PC に向かうことが多かったせいか、やたらと眠い。とにかく眠い。日中から眠いので、何かの会議に出席していても、目を開けてなんかいられない。

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こんなに眠いのは年のせいかと思っていたが、試しに「眠い」のキーワードで自分のブログ内を検索したら、31本もの記事がヒットした。眠いのは年に関わりなく昔からのようなのである。中でもとくに眠そうなのを選りすぐると、こんな具合になる。

春はとにかく眠い (2006/03/16)

季節の変わり目は眠い (2009/11/09)

とにかく眠いのだ (2010/06/17)

春はとにかく眠い Part Ⅱ (2017/04/17)

眠いといったらとにかく眠い (2019/10/15)

ここに挙げた 5本のうち 4本に「とにかく」という言葉があるように、「とにかく」と「眠い」という 2語はワンセットである。「眠気」はとにかく我慢できないのだ。

上の写真にもした「春はとにかく眠い Part Ⅱ 」という記事では、「電車で座席に座ってしまうと、覚醒は 5分と続かない」なんて書いている。写真に使っているのは前にウチで飼っていた猫の写真だが、「猫」の語源は「寝子」というほどのもので、一日中寝ていられるのがつくづく羨ましい。

眠くてたまらないという記事は、春と秋に多い。しかし 「とにかく眠いのだ 」なんていうのは 6月の記事である。この時は仕事がやたらと立て込んでいたようで、要するに眠くなる条件さえ整えば 1年中眠いのだね。

仕事仲間でも、同じぐらいの年の連中は同じように眠たがっている。大抵は停年過ぎなのだが、フリーランス的に請け負っている仕事の年度替わりや納期のせいで、この季節は妙に忙しいのだ。顔を合わせると「睡眠不足と花粉症の合わせ技で、目がショボショボ」なんて話になる。

「たまには 8時間ぐらい、ぐっすり眠ってみたい」なんて言うと、みんな本当に心の底から共感してくれるが、実際には 8時間なんて眠れないだろう。4〜5時間寝て夜が明けきってしまったら、きっと目が覚めて寝ていられなくなる。そのくせして、昼間に眠くてたまらなくなるのだから因果なことだ。

いずれにしても、この「眠気のピーク」の季節を乗り切って、気持ちのいい初夏を迎えたいものだ。

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2020/02/25

「クラウン愛用」で「新型コロナ」を遠ざける?

”Japaaan” に "江戸時代、インフルエンザの流行に対して「久松留守」と貼り紙をする予防法があった!?" という、なかなかおもしろい記事がある。

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「一体、何のこっちゃ?」 と思われるかも知れないが、これは幕末に初演された歌舞伎、浄瑠璃の『お染久松色読販』(おそめひさまつうきなのよみうり)から来ている。豪商のお嬢様である「お染」と丁稚の「久松」の悲恋を描いた芝居で、今でも人気演目の一つとなっている。

ちなみに、昔はその時期に流行った風邪に、その時々の「流行りもの」の名前を付けて呼んでいたらしい。両方とも「流行り」ということから来ているのかもしれない。

それで、1889(明治22)~ 1891(明治24)年に流行ったインフルエンザが「お染風邪」と呼ばれるようになったのだそうだ。そこから、流行する「お染風邪」がやってきても、「我が家にはあなたのお目当ての久松はいませんよ。どうぞほかに行ってください」とのココロで、「久松留守」と書くようになった。

なかなかの洒落である。これで「お染風邪」の足が遠のくようならエラい効果だ。

それだったら、昨今の「新型コロナウィルスによる感染症」を遠ざけるには「クラウン愛用」なんて貼り紙をしておくといいだろう。「ウチはトヨタの自動車でも格上の『クラウン』に乗ってるから、『コロナ』はお呼びじゃないよ」ということで。

ただ実際には、トヨタは既に「コロナ」の製造販売を終了しているらしいから、クラウンもへったくれもない。むしろ最近の我が家のように、「軽自動車愛用」の方がもっともらしいかもしれない。

 

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2020/02/24

茨城県内の道路がスカスカ!

今日は仕事で、茨城県南西部の 3か所をクルマで廻った。茨城県も結構広いから、移動には大変な時間がかかるだろうと覚悟していたが、終わってみると一度も渋滞に巻き込まれることなく、案外スイスイと移動できた。

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今日は 3連休の最終日でもあるし、フツーに考えたら夕方以後は行楽からの帰宅ラッシュで各地域で渋滞が発生し、帰宅できるのは夜の 9時頃になるのではないかと覚悟していた。ところが実際にはどこに行っても道路が空いていて呆気ないほど楽に移動でき、余裕で 7時前に帰れた。

上の写真は、最もひどい渋滞になるだろうと覚悟していた県道である。狭い一本道がいつも混むのだ。ところがこれがちっとも渋滞せず、見渡す限りガラガラに空いていた。こんなのは初めての経験だ。

一体何がどうなってるんだろうと考えたが、例の「新型コロナウィルスによる感染症」とやらの影響としか思われない。とくに「栃木県で初の感染者確認」というニュースも響いていたようだ。茨城県南西部は栃木県に接しているから、行く先々で「油断がならない」という話でもちきりだった。

そんなわけで、多くの人が行楽地にでかけるのを控えたようなのだ。今回の騒ぎの影響がこんなにも目に見える形で現れたことに、「へえ〜!」とため息をつくほど驚いた。

おかげで楽させていただいたわけだが。

 

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2020/02/23

「新型コロナウィルスによる感染症」とやらの影響

日本でも新型コロナウイルス関連の影響が出てきている。東京、大阪、名古屋の三大都市圏だけでなく、北海道や博多、金沢でも感染者が出ており、「対岸の火事」ではない状況になりつつある。

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発生元みたいな形になってしまった中国湖北省の武漢では、患者数が最大で 9万人とも推定されているらしい(参照)。「おいおい、市の人口が 1,100万人なんだから、このまま増え続けたら、下手したら 100人に 1人(つまり 1%)が感染者ってことになりかねないじゃないか」と言いたくなってしまう。

日本でも「用もないのに人の集まるところに出かけるな」なんて言われていて、そうなると私なんかあちこち出かけるのが仕事みたいなものだから、難儀と言えば難儀なことである。

さらに来月始めに参加する予定だった都内での会合が複数中止に追い込まれていて、予定を変更しなければならなくなった。中止にならないまでも、ちょっとした集まりだと、主催者から「マスクを着用しておいでください」というメールが来る。そんなこと言われても、マスクなんて軒並み品切れで買えないよ。

ドラッグストアに聞いても、「マスクは時々入荷しますが、すぐに売り切れます」という話だ。まあ、個人的にはマスクなんてあまりしたくないから別にいいし、会議に参加するときだけハンカチで形だけ手作りしてごまかそうと思っている。

まあ、日本ではいくら何でも中国みたいな状況にはならないだろうが、向こう 2〜3ヶ月ぐらいは注意が必要ということになるんだろう。『夕刊フジ』なんかは ”東京五輪「中止」なら…日本経済は悲惨な状況に  国会は何をしているのか” なんて煽っている。

私としては「オリンピックなんて、中止なら中止で面倒がないやね」ぐらいに思ってるが、あまり大っぴらにそれを言うと怒られそうだしね。

 

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2020/02/22

厚労省の機械翻訳システム

厚生労働省のサイトの英語ページが大変な話題である。下の画像の上半分は、同省のサイトの英語ページの冒頭に表示される ”Notification” (お知らせ)である。その内容を下に翻訳しておいた。字が小さくて読みづらい場合は、クリックすると拡大表示される。

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このページの ”OK” をクリックして中身に入ると、例の新型コロナウィルスによる感染症に関する英文情報が表示される。ただ、「機械翻訳」されたものだけに、どうにも要領を得ない文章だ。こんな具合である。

【日本語による原文】

新型コロナウイルス感染症について
国民の皆様へのメッセージ

新型コロナウイルス感染症は、我が国において、現在、流行が認められている状況ではありません。国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

【機械翻訳システムによる翻訳英文】

About new-style coronavirus infectious disease.
National message to everybody

New-style coronavirus infectious disease isn't the situation that the fashion is admitted at present in our country. Since being put by national everybody, cough etiquette of one person and implementation in the restroom are very important like a cold and a seasonality influenza measure one person. I would like to ask you to make an effort toward a infectious disease measure.

【機械翻訳システムによる翻訳英文を、素直に日本語に訳し直すと・・・】

新しいスタイルのコロナウィルス感染病について
みなさんへの国家的メッセージ

新しいスタイルのコロナウィルス感染病は、現在我らの国では、ファッションが認められるという状況ではありません。国家的みなさんによって置かれることから、トイレにおける一人の咳のエチケットの実行が、風邪や季節的インフルエンザが一人を測定するかのように大変大切です。私はあなたに感染症対策に向かっての努力を行うよう頼みます。

「国民の皆様へのメッセージ」を「みなさんへの国家的メッセージ」、「新型」を「新しいスタイル」、「流行が認められている状況ではありあせん」を「ファッションが認められるという状況ではありません」、「手洗い」を「トイレ」という意味合いで訳しちゃうのだから、かなり「スゴいシステム」である。

何しろ「機械翻訳だから、正確な翻訳を保証しない」と、機械翻訳自身が宣言しているみたいで、これはもう大変なものとしか言いようがない。

 

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2020/02/21

既に「プチ・パニック状態」と言っていいかも

世の中、新型コロナウィルスのニュースに塗りつぶされている。と言ってもその中身は、どこそこで新たに何人の感染が判明とか、そんな話ばかりで、「で、結局どうしたらいいの?」というのがさっぱり見えてこない。

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実際のところ、そんなことは専門家にも見えていないらしい。それどころか、この感染増大に歯止めがかかるのはいつ頃なのか、気温と湿度が少し高まれば感染の勢いが弱まると見ていいのか、そうしたことすらも明らかにされていない。

この病気は感染力がかなり強いようで、当初は「患者との濃厚接触」が問題にされていたが、それだけでは済まないようなのだ。ちょっと近くにいたというぐらいでの感染が次々に明らかになっているので、どうすれば感染せずに済むかということも、つまびらかにはわからない。

さらに感染して重症化し、死亡につながることもあれば、感染しても症状が出ていないという例もあるようだ。これでは、どんな覚悟をすればいいのかすら見当がつかない。

要するに「具体的な対処については、何もわかっていない」という状態に近いため、マスコミとしては結局のところ、新たな感染者の数を垂れ流し的に報道するしかないという状態になっている。病気の流行でこんなにも先が見えない状態というのは、近頃ほとんど経験がない。

見通しがさっぱりわからないまま、数字のみがどんどん増えるので、世の中は「プチ・パニック状態」と言っていいかもしれない。「電車内でマスクをしないで咳をしている人がいる」というだけで、非常停止ボタンを押して運行を混乱させた人もいる(参照)というのは、笑い事じゃ済まない。

この関連のニュースにはいい加減疲れてしまって、個人的には新たな見通しが出るまでは、これ以上まともに付き合いたくない。余計なパニックを避けるためには、これが一番いい態度かもしれない。

 

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2020/02/20

有線 LAN を USB に変換するアダプタというもの

一昨日の ”オープン早々のホテルは、避けた方がいいいみたい ” という記事に、出張先で泊まったビジネスホテルで Wifi によるインターネット接続ができなかったというようなことを書いた。その部屋付近では、何らかの電波障害が発生していたようなのである。

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私は出張先のホテルでは、有線 LAN 接続口に愛用のモバイル Wifi ルータをつなぎ、そこから Wifi 電波を飛ばして Mac で受け取っている。私の MacBook Pro は有線 LAN 接続口がないので、いつもこの方式でインターネット接続しているのだ。

ところが一昨日泊まったホテルの最初の部屋では、モバイル Wifi ルータは正常に作動しているのだが、そこから出る電波を Mac が受け取れなかった。仕方がないので、ホテルの フリー Wifi を使おうとしてパスワードを打ち込んでも、Wifi 電波を認識できない。

これはもう、Wifi 電波を打ち消すほどの、何らかの電波障害が発生しているとしか思われなかったのである。iPhone の画面でも、大阪市のど真ん中なのに 4G 電波のアンテナ 4本のうち 2本しか立ってなくて、おかしくなっていたし。

ホテルにかけ合い、同じフロアの離れた部屋に変えてもらったところ、ホテルのフリー Wifi には相変わらずつながらないものの、自分の モバイル Wifi ルータの電波は、接続までいつもの 3倍ぐらいの時間がかかったが、辛うじて受け取ることができた。最初の部屋より少しは電波障害が軽かったようなのだ。

こんなことがあったせいで、「MacBook Pro でも有線 LAN 接続ができたら、電波障害は無視できたのになあ」と思って調べてみたところ、有線 LAN 端子を USB に変換するアダプタというのがあると知った。上の写真のようなものである。

というわけで「これ買って、出張先では専ら有線 LAN にしちゃおうかなあ」と思ったが、Wifi だと iPhone と Mac の連携がスムーズになるので捨てがたい。それに、あんな電波障害のあるホテルなんて生まれて初めて泊まったぐらいで、そうそう巡り会うものでもないだろう。

というわけで、ちょっと迷ってしまっている。

 

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2020/02/19

「クドい造り」のビジネスホテルが増えているわけ

昨日付の ”オープン早々のホテルは、避けた方がいいいみたい” という記事の続編みたいなことを書かせていただく。どうやら今回泊まったホテルは、どちらかと言えばインバウンド対応、早く言えば中国人観光客の増加を当て込んでオープンしたもののようなのだ。

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今回は例の新型コロナウィルス云々による中国人観光客激減で、宿泊客は日本人ばかりだったが、元々は中国人にかなり期待していたようだ。道理でホテルの造りが、ビジネスホテルにしてはクドくて装飾過多だし、かといって観光ホテルにしてはチープでダサいし、妙に中途半端で居心地悪かったのである。

その辺の事情に関しては、Diamond Online の "外国人観光客をガッカリさせる、日本の「多すぎるビジネスホテル」" という記事を読んで、「なるほど、そういうことか」と得心した。本来なら「出張での宿泊用」と割り切って考えられていた都会のビジネスホテルが、中国からの観光客に過度に期待し始めているのだ。

道理で、例の「シャンプーバイキング」なるものの説明が、英語、中国語、韓国語でことさらみっちり書かれて、結果的にダサダサになっちゃってると思ったよ。あれって、妙な下心が強すぎた結果なのだね。いずれにしても "Shampoo Viking" は通じるはずがないけど。

一方で、地方都市にあるチェーン展開のビジネスホテル(スーパーホテルとか東横インとか)は、「私ども、いわゆるフツーのシンプルなビジネスホテルでございます」といった、ほぼ規格通りのコンセプトで割り切った造りが多い。私なんかはこの方がずっとしっくりくるし、安心して泊まれる。

それと対照的にインバウンド客の期待できる東京や大阪、博多などの大都市や、地方でも有名観光地だと、"「クドい造り」のビジネスホテル" が増加中というわけだ。チェーン展開でも「アパホテル」なんかはその傾向が強い気がしていて、そのせいで私なんかできるだけ避けたいと思っているのだよね。

出張需要と観光需要を明確に分けてカブらないようにしてくれないと、両方の客が不満を抱くことになってしまうと思うがなあ。中途半端が一番疲れる。

 

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2020/02/18

オープン早々のホテルは、避けた方がいいいみたい

大阪に出張している。今夜の宿泊は「ホテルソ〇アルなんば大〇町」(一応 2文字だけ伏せ字にしとく)というホテル。今年 1月にオープンしたばかりらしく、楽天トラベルの「口コミ」では結構評判がよかったので、一応安心して予約したのである。

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ところが実際に泊まってみると、期待が裏切られた。というのは、インターネット接続が不安定すぎるのである。私の場合、いわゆる「テレワーク」でメシを食っているので、インターネット接続が不安定では仕事にならないのだ。

部屋に入り、いつものように愛用のモバイル Wifi ルータ(上の写真の左壁際にぶら下がってる、青いちっこいヤツ)を LAN 端子につなぎ、Mac でインターネットに接続しようとしたのだが、全然つながらない。ルーター自体は正常に動作しているものの、その Wifi 電波を Mac が受け取れないのである。

私はホテルなどのフリー Wifi というのは、セキュリティを考えてなるべく避けている。しかしこの際、仕方なく使ってみようと指定のパスワードを打ち込んではみたものの、これがまた 5分待ってもまったくつながらない。

最後の手段として iPhone 経由で接続しようとしても、これまたまともにつながらない。どうなってるのかと iPhone の画面を見ると、あろうことか、その部屋では 4G のアンテナが 4本のうち 2本しか立っていない。トンネルの中じゃあるまいし、これは何らかの電波障害があるとしか思われない。

「こりゃ堪らん」と、フロントにかけ合って部屋を変えてもらったところ、iPhone のアンテナが辛うじて 4本立ち、モバイル Wifi ルータの電波も拾ってようやくネットにつながった。とはいえ、接続されるまでにはいつもの 3倍ぐらい待たされたので、やっぱり何らかの電波障害があるのだろう。

ちなみに新しい部屋でもホテル内のフリー Wifi を試してみたが、やはり延々と待たされて全然つながらなかった。オープンして 1ヶ月になるのに、こんな具合でよくまあクレームが殺到しなかったものだ。あるいは、ホテルでインターネットに接続して仕事をするなんて客は少ないのかなあ。

もう一つ不満を付け加えると、新しく案内された部屋はツイン・ルームなのだが、なんと仕事用のデスクもチェアもないのだよ。スペースは十分なのに、ビジネスホテルの部屋にデスクがないなんてのは、初めての経験だ。

仕方なく上の写真のように、小さな丸テーブルで Mac を広げ、ソファに座って仕事をしている。丸テーブルを電源のある壁際に移動すると座る椅子がないので仕方なくソファに座り、ずいぶん腰に負担のかかる姿勢になってしまっている。

教訓。オープンしたばかりのホテルというのは、結構なリスクがある。泊まるなら 1年ぐらい経って十分こなれてからにすべきだろう。

ちなみにこのホテルは大浴場付きなのだが、"Shampoo Viking"(液体洗剤北欧海賊?)なんてのをやっていて、これには思いっ切り笑わせていただいた(参照)。おかげでだいぶ心もほぐれ、今後の改善に期待しようという気分になっている。

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2020/02/17

「葬頭河の婆」と「正塚婆」で盛り上がる

先日、友人たちとメシを食っている時に、昔のフォークソングの話題になり、「そうえいば『雨が空から降れば』なんて歌もあったなあ」なんて話につながった。

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そこから、あの歌を歌ってたのは「六文銭」ってグループだったけど、「六文銭」って、そもそもどういうお金なんだ? ということになる。そして、そういう話になるとモロに私の出番である。

「六文銭って、三途の川の渡し賃だよ。その持ち合わせがないと、奪衣婆に着物を剥ぎ取られてしまうんだ。諸説あるけど」
「奪衣婆って、一体何だよ?」
「三途の川の岸にいて、亡者の着物を剥ぎ取って、木の枝に掛けるんだよ。亡者の業の重さによって、木の枝のしなだれ具合が違ってくるんだ」
「いやはや、tak ってそういう話に妙に詳しいなあ!」

フォークロアの宝庫、庄内の地で、祖父母のいる家で育ったこともあり、私は自分で言うのもナンだが、そういう話にはかなり詳しい。一昨年の春に "「葬頭河の婆」というのは?" という記事(上の画像)を書いほどである。

「葬頭河」というのは「しょうずか」あるいは「しょうずが」と読んで、いわゆる「三途の川」のこと。で、「葬頭河の婆」は、「奪衣婆」のまたの名である。

「ウチの田舎の庄内では、『葬頭河の婆』のことを年寄りたちが『しょずがのンバ』なんて言ってた」

そう言うと、大分県出身の友人が「あ、それ、聞いたことあるわ!」と言い出した。「ウチの田舎では『しょうづかばあ』って言ってた」

それを聞いて私は嬉しくなってしまった。

「おお、『しょうづかばあ』という地域も、結構あるんだよね。『正しい塚』で『正塚婆』と書くんだ。こういうことって、漢字表記はモロにテキトーだからさ。それにしても、『正塚婆』って言い方をナマで知ってる人間に、初めて出会ったわ!」

というわけで、「葬頭河の婆」と「正塚婆」で大いに盛り上がってしまったのだった。

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2020/02/16

日本の「マスク文化」というもの

今日開催された熊本城マラソンや京都マラソンでは参加者全員にマスクが配られたという。ドラッグストアやコンビニで「マスク品切れ」という表示が目立つ時節柄、大量のマスクを確保した主催者は、さぞかし大変だったろう。

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両大会とも雨の中で開催されたようだが、熊本の写真(上)を見ると、揃いも揃って雨具に白いマスク姿で走るランナーの姿がちょっと異様にすら見える。そもそもマスクなんか着けて長距離を走ったら、まともなタイムは期待できないだろう。

ちなみに毎年今の季節は花粉症に悩まされる私だが、マスクなんてほとんど使わない。だいぶ昔に「花粉症用マスク」なんてものを誂えたことがあるが、息苦しいので 1日もたなかった。

とはいえ、私は先月 9日の "「鼻出しマスク」の世界は思いのほか深いようなのだ" という記事で、「マスク依存症や伊達マスク使用者」と言われる人たちには一定の理解を示している。私自身はしたくないが、どうしても必要というのなら、ことさらに「着けるな」という理由はない。

ただ、日本人の「マスク好き」は世界でも突出しているようで、私はほぼ 11年前に "日本のマスクスタイルが世界に広まる?" という記事で、「豚インフルエンザ」が流行した際に、 Inventer Spot というサイトに登場したジョーク記事を紹介している。

それは ”Eight Surgical Masks to Survive Swine Flu in Style" (8つの衣料用マスク・スタイルで、豚インフルエンザを切り抜ける)という見出しで、日本発のぶっ飛びデザインのマスクを紹介したものだ。日本は世界でもよくよく珍しい「マスク文化」の国ということがわかる。

ただ、このマスクを使ったファッションは日本独特のように思えるが、実はマイケル・ジャクソンの影響が大きいなんてことも書かれていて、「な〜るほど!」なんてことになったりもする。この世界、なかなか深いのである。

ちなみに私の 11年前の記事でも少し触れているが、日本が奇異なほどの「マスク文化」を花開かせているように見える基本的な要因は、日本語の「マスク」と英語の "mask" の意味合いが結構異なっていることにもあるのかもしれない。

日本語で「マスク」と言えば、ほぼ「医療用マスク」しかイメージされないが、英語で "mask" と言ってしまうと「仮面」というイメージが先行してしまう。これだと日常生活の中にはあまり浸透しにくいのも道理だ。

それについては "Native Camp Blog" の ”マスクはもはや日本文化!英語で読む海外マスク事情と花粉症” という記事に詳しく述べられているので、一読されたい。

 

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2020/02/15

またしても MS の余計なお世話

マイクロソフトは今年 1月から、純正 Webブラウザ "Microsoft Edge" の新バージョンを開始したらしい。私はだいぶ前から Mac ユーザーなので、こんなのは関係ないと思っていたが、Edge には Mac 版まであるらしい。

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Mac 版 Edge なんてどうせ使う気はないが、気に障るのはこんなことだ。engadget の記事から引用しておこう。

Windows 10 のスタートメニューに新生 Edge を推奨する広告が表示され、「まだ Firefox を使ってるんですか?」と挑発的なメッセージを投げかけたと報じられています。

「まだ Firefox を使ってるんですか?」なんていう挑発には、むっとせざるを得ない。というのは、今年 1月 8日の "私のブラウザー遍歴" という記事に、「このほど再び Firefox を使い始めた」と書いているからだ。

それまでは Mac 純正の Safari と Google Chrome を併用していた。ところが近頃、このブログで使っているココログのシステムと Mac 版 Chrome の相性がとことん悪くなってしまったので、Firefox に乗り換えたのである。それからは、気分良く使えるようになった。

私が Edge なんてものを使う気になれないのは、これが Chrome ベースで開発されたブラウザだというからである。Chrome とココログの相性の悪さで乗り換えたのだから、Chrome ベースの Edge だって相性のいいわけがないだろう。

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2020/02/14

Siri は、なかなかの詩人である

ちょうど 1週間前の 2月 7日に、「カタカナ英語は Siri には通じないんだが」という記事を書いた。iPhone の Siri の言語設定をフツーに日本語にしたままだと、まともな英語が全然通じず、今度は言語設定を英語にしてカタカナ英語で話しかけても通じないということがわかったのである。

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まともな英語で "Could you tell me where my Apple Watch is?" (私の iPhone はどこにあるか教えてくれない?)と話しかけると、「90周年山家ポアチエ子」なんてトンチンカンに聞き取られてしまったが、言語設定を「英語(アメリカ合衆国)」に切り替えると、ちゃんと聞き取ってもらえた。

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「この山家ポアチエ子」というのは、私の中では大いにウケてしまった。で、言語設定を英語にしたまま同じ言葉をモロにカタカナ英語でしゃべってみると、全然通じない。"Do you turn on me who am i?" と聞こえちゃったようなのである。

試しに「Siri 英語 通じない」の 3つのキーワードでググって見ると、「Siri を使って英語の正しい発音を身に付ける」みたいなページがどっさりヒットした。なるほどね。カタカナ英語をわかってくれない Siri を相手にしたら、まともな発音の英語がイヤでも身につくという理窟だ。

その中にあったのが、この記事の一番上の写真クリックでも行ける「オンライン英会話スクール比較サイト」の「iPhone の Siri を活用した発音練習はかなり有効!」というページだ。このページでの最初のチャレンジは ”water" (水)と言ってみることから始まる。

日本語の発音で「ウォーター」と言っても、「100%聞き取ってくれない事が分かると思います!」とあるのだが、まあ、このくらいは当然の如く軽くクリアして、次に進む。

更に、この Siri は意外とどんな質問でもある程度の返事を返してくれますので、例えば

May I have your name ?

How old are you ?

などと話しかけてみて下さい。

とあるので、とりあえず "May I have your name?" (お名前、聞いちゃっていい?)と聞くと、こんな風に応えられた。

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案外素っ気ない。で、次の質問は "How old are you?" である。Siri は声を聞いた感じでは妙齢の女性のようなので、モロに年を聞くのはちょっと憚られるのだが、行きがかり上、まあいいかと開き直って聞いてみたところ、こんな回答だった。

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「私は東風(この際、「こち」と読みたい)ぐらいの年齢で、そして生まれたばかりの毛虫ぐらいに若いです」ということだ。ちょっとした禅問答である。面白いから、もう一度同じ質問をしてみた。

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「そうですね、私は春の若鶏じゃないし、冬のミツバチでも、夏のイカでも、冬のツチブタでもありませんし・・・」と来たもんだ。"Aardvark" なんて単語は初耳だから、辞書で調べちゃったよ。うぅむ、Siri、なかなかやるな。

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「あなた、なかなかの詩人じゃないの!」と褒めると、「認めてもらうのって、素敵だわ」なんて喜んでくれた。いやいや、こりゃ認めざるを得ないよね。

うむ、彼女とはうまくやっていけそうだ。

 

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2020/02/13

ビジネスホテルを予約する際のこだわり

「知識連鎖」の本日付に「スーパーホテルはなぜ安い?カードキーではなく暗証番号利用など」という記事がある。安さの秘密はリンク先に飛べば詳しく書いてあるのでここでは触れないが、このスーパーホテルは、出張の多い私のご贔屓ホテルでもある。

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2017年 11月 4日に書いた「ビジネスホテル品定め」という記事でも、"できれば全国チェーンの「ドーミーイン」か「スーパーホテル」を予約するようにしている" と書いている。

ただ、この記事で「しかしどちらも人気が高いらしく、ハイシーズンはすぐに予約で一杯になるのでなかなか思い通りにはいかない」と書いているように、今回の関西出張でも予約が叶わず、しかたなく、いつもは「最後から 2番目の選択」(つまり、できるだけ避けたい)としている「東横イン」に泊まっている。

ちなみに「最後の選択」(とことん避けたい)は「アパホテル」である。その理由については、これも 2017年の 1月 20日、「APA ホテルの印象」という記事に書いておいた。

ドーミーインとスーパーホテルを贔屓にしている共通した理由は、どちらも「天然温泉」を売り物にしていることだ。私は日本人にしては図体がデカいので、並のビジネスホテルのバスルームには収まりきれず、風呂に入っても全然リラックスできないのだ。天然温泉の大きな浴場なら、気持ちよく入れる。

さらにこの 2つのホテルは朝食がビュッフェ・スタイルで、メニューもなかなか充実している。私は肉を食べないことにしているので、メニューが自由に選択できる方式はありがたい。

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これに比べて、東横インには大浴場がなく、客室のバスルームは上の写真のように概して狭苦しい。さらに「朝食付き」と謳っているのだが、クロワッサンと飲み物の「あてがい扶持」で、私としては「こんなもんで『朝食付き』とは、ちょっとおこがましいわな」なんて思ってしまうのだよ。

まあ、仕方がないから、今夜は狭苦しいバスで暖まって寝て、明朝はクロワッサンをちょこちょこっと食べて帰ることにしよう。

 

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2020/02/12

「新型コロナウイルス感染症」は "COVID-19" なんだそうだが

今回大問題になっている感染症に関して、日本ではこれまで「新型コロナウイルス感染症」と呼んできた。ただこれ、ややこしくて舌嚙んじゃいそうだから、私としてはフツーの会話の中では「ニュー・コロナ」と呼んで済ませていた。

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実際に国際的には "new corona" あるいは ”new coronavirus" で十分通じているようなのである。ところが日本では「ニュー・コロナ」と言ってしまうと、石油ストーブ会社パチンコ店と紛らわしくなってしまうので、ちょっとしたソンタクなのかどうか、避けられてきたようなのだ。

私としてはむしろ、日本最大の自動車会社にソンタクしてるのかと思っていたが、よく調べると「コロナ」という車種は今では製造販売されていないので、トヨタにとってはもう、痛くも痒くもないようなのである。へえ、そんなことは知らなかった!

その代わり、石油ストーブだと「ニューブルーバーナ」という機種があるようなので、今度は日産とややこしくなのかと思ったが、なんと「ブルーバード」というクルマも既に製造販売を終了しているという。世の栄枯盛衰はあっという間だ。

そうこうするうちに、WHO(世界保健機関)が "新型のコロナウイルスが引き起こす病状について、「COVID-19」と名付けた" というニュースが飛び込んできた。"Coronavirus Desease" (コロナウイルスの症状)の短縮形に、発見された年の 2019年をくっつけただけなので、「まんま」の命名である。

混乱の発端となった中国に配慮して、地名にちなんだ命名を避けたということのようで、そのあたりの事情も「まんますぎ」の名称につながっているのだろう。即物的すぎる名称というのは、案外裏にいろいろな政治的事情がある場合が多いのだろうね。

ただこれ、英語圏では短くて便利なのだろうが、日本人には 「コーヴィッド・ナインティーン」なんて発音しにくくて馴染めないだろうから、まだしばらくは「新型コロナウイルス感染症」の方を使い続けることになるだろう。ややこしさはまだ続く。


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2020/02/11

「フツーの休日」としての建国記念の日

今日は「建国記念の日」。記念日の正式名称が「建国記念日」ではなく「建国記念の日」であるというのは、ゴチャゴチャした政治的事情による妥協の産物であって、その辺の事情は、President Online の "日本に「建国記念日」が存在しない本当の理由" という記事に詳しく出ている。

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その政治的事情に関しては、「もういいわ」というほどわかっているのだが、それより何より驚いたのは、今日の午後 6時を過ぎて Google ニュース にアクセスしても、トップ画面に「建国記念の日」関連のニュースが 1本もないことだ。ちょっと前だったら、考えられないことである。

少なくとも 5〜6年前までだったら、賑々しく「建国記念の祝賀行事」を執り行う右側勢力と、それに反対して抗議活動を行う左側勢力の記事が、ほぼ平等に(これもまた政治的事情の産物)ニュースのトップ画面を飾っていたものである。ところが今日のトップは、例の「新型コロナウィルス」関連一色だ。

これは「左右対立」という政治コンセプトが、「日本の今」を有効に語る切り口として機能しなくなったことを意味すると思う。それで「建国記念の日」の意味合いが変わってしまっているのだ。

今となっては「建国記念の日」というのは、「年末年始の疲れを癒やすためのちょうどいい休日」ということになってしまっている。それ以上の意味を加えるのは、「消耗で無意味なゴタゴタ」の種にしかならないので、左右両陣営とも消極的だ。

というわけで、日本は客観的な「建国記念日」を特定できないほど歴史が古い国だから、「神話オリジン」にするしかない「東洋の神秘の国」ということで片づいている。そして記念日そのものは、もはや「フツーの休日」ということに落ち着いてしまったわけだ。

いかにも「東洋の神秘の国」らしいスタンスだと思ってしまうのだよね。

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2020/02/10

夜明けが早くなってきた

立春を過ぎて 2月 10日ともなると、6時頃に目を覚ましても世の中が真っ暗というわけでもなく、日はまだ昇っていないにしても少しは明るくなり始めているのがありがたい。夜明け前の寒さは一番厳しい頃なのだが。

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上の写真は今日の朝、6時 33分頃に写したものだ。まだ太陽は出ていないが、東の空が赤くなっており、この辺りは十分に明るい。そして下の写真はそのわずか 5分後に写したもの。ちょっと油断している間に、太陽はすっかり姿を現している。

 

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ここ茨城県は本州の東の端みたいなところで、さらに東北にいけばもっと東経の数字の大きなところはあるものの、南北の位置関係もあるので、日の昇るのが日本で一番早い地域の一つということができる。仕事で九州なんかに行くと、日の出時刻の遅いのに驚いてしまう。

というわけで、この辺りは寒さを別とすれば本格的な春の近付いているのを早朝の明るさで感じることのできる地域である。このところは立春を過ぎて初めて訪れる真冬の寒さで震えてしまったが、週後半は暖かくなるという。

氷点下の冷え込みからいきなり最高気温 20度ぐらいの暖かさに変わるというので、本当に近頃の天気は極端から極端に振れる傾向が強いが、春の来るのは本当に楽しみだ。これは私が東北日本海側で生まれて育ったことにもよるのかもしれない。

思春期過ぎまで過ごしたところの自然というのは、カラダの奥まで染みついている気がする。

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2020/02/09

当ブログのアクセスカウンターの(雰囲気のものとしての)数字

ここしばらく、「ウチのブログのアクセスは 300万を越えて 400万に近付きつつある」のだと思っていた。なにしろアクセスカウンターが確かに 300万なにがしの数字を表示しているのだから、そう思うしかない。ところが、最新の表示は下のように、1,300万を超えるものとさせてもらっている。

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これに関しては、先週半ばに「待てよ、300万どころか、だいぶ前に『600万アクセス達成』なんていう記事を書いたことがあったはずだぞ」と思い出し、自分のブログを検索してみると、2017年 9月 5日付で "600万アクセス達成で「書くことの意味」を考える" なんて記事を書いていたのだった。

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上の写真はその記事で使われたもので、ご覧の通り、3年前の初秋の時点でしっかりと 600万を超えている。それがどうして 300万台に戻ってしまったのかというと、カウンターの表示桁数を 7桁(つまり百万台)と設定していたので、1000万を超した時点でおかしくなっていたようなのだ。

ということは、過去のいずれかの時点で「0000000」に戻っていたはずなのだが、こちらも数字には無頓着だし、1000万を超すにはもっとずっと時間がかかると思っていたので、ちっとも気付いていなかった。一体どうなっていたのか、今となっては全然つかみきれない。

それに気付いて表示桁数を増やしてみると、なんとまあ、こんな具合になっていたのだった。ただもしかしたら、この間には、昨年 11月 16日付 "ココログの「HTTP化」による不具合" という記事で書いたように、いろいろな不具合が発生して、数字が混乱したという可能性も否定しきれない。

というわけで、「はっきりしたエビデンスもないし、正確なところはどうせわからない。ブログのアクセス数なんて『雰囲気のもの』でしかないと割り切るしかない」というわけで、先週末あたりから1300万台の表示にさせてもらっている。読者の皆様も「雰囲気のもの」と割り切ってくださるよう、お願いする次第である。

 

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2020/02/08

とっくの間に、花粉症の季節に入っている

立春を過ぎて初めて「冬の寒さ」らしきものを感じるみたいになって、一昨日、昨日と少しは楽になっているのだが、既にスギ花粉症に悩まされている。先月末に医者に行って薬を処方してもらった時にも、「1月中旬頃から飛んでるみたいで、花粉症の症状が出始めてますね」と言っていた。

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ところがニュースでは、今月 5日になってようやく「都内で早くもスギ花粉飛散 記録的暖冬の影響か」なんて寝ぼけたことを言っている。こんなような言い草だ。

東京都は先月から都内の 12か所でスギ花粉の観測をしていて、このうち青梅市と八王子市で 3日と 4日の 2日続けて、基準を上回る花粉が観測されました。

おいおい、これでは東京都の観測機器よりも花粉アレルギー持ちの方が、ずっと正確な飛散状況をわかっていることになじゃないか。

ただ、救いといえるのは、今年の花粉飛散量は「去年や過去 10年の平均と比べて 6割程度と、やや少なくなる見通し」ということだ。記憶に残るところでは、一昨年はかなりひどかったから、今年は少しは楽をさせてもらいたいと願っている。

今日は出張先でのブログ更新なので、短めだがこの辺りで失礼。

 

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2020/02/07

カタカナ英語は Siri には通じないんだが

昨年、新幹線の英語アナウンスについて 2度ほど書いている。"新幹線の「ムダに流ちょうすぎるカタカナ英語」アナウンス" (2月 1日付)と、 "新幹線の英語アナウンスが肉声になったようだ" (下の写真、5月 20日付)という記事だ。

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2本とも、アナウンスが典型的な「カタカナ英語」であると書いている。上の写真で示した記事で示したビデオでは、指導員が「アクセントを間違えても気にしないでください。大部分のお客様は理解しようとしてくれます」なんて言っているが、それって希望的過ぎる見解じゃないかと思ってしまうのだよね。

この件に関連して、昨年 5月 7日に書いた "Siri で遊ぶ" という自分の記事を思い出した。"Siri" というのは、iPhone などのデバイスで、"Hey, Siri," と語りかけて音声で質問すると音声で応答してくれるサービスである。

この記事ではある朝、自分の Apple Watch をどこに置いたかわからなくなり、 iPhone の Siri の設定が「日本語」になったまま、つい英語で "Could you tell me where my Apple Watch is?" (私の iPhone はどこにあるか教えてくれない?)と質問したところ、理解してもらえなかったと書いている。

ちなみに英語で聞いてしまったのは別にカッコ付けてたわけじゃなく、最初に呼びかける決まり文句が "Hey Siri" なので、ついその勢いで英語になってしまっただけである。そしてこの時はどういうわけか「90周年は山家ポアチエ子」なんて聞き取られ、「すみません、よくわかりません」と謝られてしまった。

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この設定(Siri の言語が「日本語」)では、Siri は「その辺の日本人」以上にトンチンカンになっちゃうようなのである。

そこで試しに Siri の設定を「英語」に切り替えて同様に聞くと、今度はしっかり理解され、Apple Watch からアラーム音を出してもらって、ベッドの下に落ちているのを発見することができた。めでたし、めでたし。

試しに設定を「英語」にしたままで、同じ質問を敢えてモロにカタカナ英語で「クドゥユーテルミー、ホエアマイアップルウォッチイズ?」と聞いてみると、"Do you turn on me who am i?" と聞こえちゃったらしく、「私は誰?」みたいなタイトルの映画を 5本提示して、”Which one?" (どれのこと?)なんて聞いてきた。

つまり「英語モード」になっている Siri は、「カタカナ英語」が理解できないと判明したのである。生身の人間ならここまでトンチンカンな聞き取り方はしないかもしれないが、いずれにしても頭の中が「英語」になっている相手には「カタカナ英語」は理解してもらいにくいことが実感としてわかった。

これは、頭の中が「日本語」になっている相手にマトモな英語で話しかけても「90周年は山家ポアチエ子」になっちゃって、さっぱり通じないことの裏返しみたいなものだろう。

というわけで、新幹線車内の「カタカナ英語」アナウンスがフツーの外国人にちゃんと通じているかどうかは、甚だ疑問であると思ってしまったのだった。

 

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2020/02/06

統一地方選、茨城のウグイス嬢のアクセント

統一地方選の後半に入っていて、私の地元は来たる 4月 21日が投票日である。選挙カーがひっきりなしにやって来て候補者の名前を連呼するのだが、何しろ私は「茨城ネイティブ」じゃないから、誰が誰やらさっぱり区別がつかない。

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この土地に移転してきた 40年前も、引っ越し荷物が片付いて間もなく選挙があった。そしてこの土地のウグイス嬢が候補者の名前を連呼するのを聞いて、「うひゃあ、ここは茨城なんだなあ!」と衝撃を受けた記憶がありありと残っている。

北関東は「無アクセント地帯」と言われるが、決して「アクセントがない」というわけじゃない。欠落しているのは「アクセントそのもの」ではなく「アクセント感覚」なのだ。だから下手に意識してしゃべろうとすると、滅茶苦茶なアクセントになってしまう。茨城はとくにその傾向が強いと思う。

ウグイス嬢は、候補者の名前を連呼する場合、「〇山〇夫、〇山〇夫でございます」なんて言うわけだが、この辺りでは「ございます」のアクセントが独特だ。平板基調で最後の「す」がフッと消えるフツーの言い方ではない。

例えて言えば「ご大層」とか「句読点」とか「宮内庁」とか「リレーション」とかいう単語同様に、中間が高いアクセントの「ごいます」になってしまう。改まって意識すると、どうしてもそうなってしまうようなのだ。

同様に「よろしくお願いいたします」の「いたします」も、中間が高くなる。こうして「〇山〇夫でごいます! どうぞよろしくお願いします」と、延々と連呼されるので、耳についちゃって、しまいにはなんだかこの方がデフォルトみたいな気がしてしまうほどだった。

ところが今回の選挙では、この「ごいます」「します」調の連呼が影を潜めている。ほとんどの候補者がきちんとした報酬を支払って、「まともなアクセント」のプロのウグイス嬢を手配しているようなのである。さすがに茨城弁丸出しではイメージが落ちると気付いたのかもしれない。

そういえば、電話の「177番」で聞ける天気予報も、ちょっと前からマトモになったようだ(滅多に聞かないけど)。茨城に越してきた頃に聞いた 177番の天気予報は啞然とするほど滅茶苦茶なアクセントだったことを覚えている。

「明日、晴れ。降水確率 20%でしょう」というのが、「す、れ。うすいかりつ、にじっぱせんとでしょ〜」で、とくに最後の「にじっぱせんとでしょ〜」の早口の平板アクセントは、曰く言いがたい異様さだった。前半の妙ちきりんなアクセントとの合わせ技で、「この人、歌ってるのかいな?」と思ったほどだ。

というわけで、今回の選挙はローカル色が薄まっていたのだが、今日、久しぶりに「ごいます」「いします」調の選挙カーがやってきた。「ああ、やっぱり茨城の選挙だったんだ!」と、何だか安心してしまったのは、40年もこの土地に住んでしまったからなのかもしれない。アブナい、アブナい。

 

続きを読む "統一地方選、茨城のウグイス嬢のアクセント"

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2020/02/05

「エコ飲みー」って、結局何なんだ?

今日の午後、運転しながら TBS ラジオを聞いていると "Action" という番組で、「えこのみすと」という言葉が登場した。もっともこの場合は、いわゆる経済関係の「エコノミスト」ではなく、「エコ飲みスト」とでも表記すべきものらしい。

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インターネットで検索してみると、完全に定着した意味合いとは言いにくいが、Twitter 界隈では「駄菓子で酒が飲める」というような、「安上がりの酒飲み」といったイメージが主流のようだ。#駄菓子でお酒が飲めちゃうエコ飲みー隊員」というハッシュタグまである。

さらに広義になると、「街にも、環境にも、エコで優しい美味しく楽しい飲み方しませんか?」と呼びかける沖縄県那覇市保健所の「エコ飲み」なんていう教育的(?)なページもある。なかなか一筋縄ではいかない。

この番組の今日のキャスター、DJ 松永 という人はお酒を飲まない人であるらしく、昨年 11月の放送では「ノンアルコール蒸留酒」なるものを紹介している(参照)。ただ、「そもそもノンアルコールだったら、酒じゃないだろう」と言いたくなってしまうのだが。

番組を聴いていると、「酒を飲む量が減った」とか「仕事の後の『飲み会』というのが流行らなくなった」とか「酔っ払うのが嫌い」とか、とにかく「酒を飲むのが楽しみ」という人には信じられないような風潮がどんどん紹介される。確かに最近の世の中は「酒離れ」しているようなのだ。

かく言う私も、このブログを書き始めた今世紀初頭の頃までは「酒を飲みながら更新」なんてことも珍しくなかったが、10年ぐらい前からは滅多に飲まなくなった。ブログにも酒の話題でずいぶん書いていて、ざっと見るだけでもこんな感じである。

伝統的な「会社帰りの飲み会」 の悲劇 (2007/07/13)
「酒離れ」の事情(2008/06/25)
酒は大好きだが、酔うのがいやになったこと  (2014/03/24)
そんなに綺麗なオネーチャンのいる店で酒を飲みたいか  (2018/07/30)
人のグラスに勝手にビールを注ぎ足す「奇習」 (2019/01/07)

いつの頃からか、酒なんて飲まなくても全然平気なカラダになってしまったようなのである。こうなってしまうと、私も筋金入りの「エコ飲みスト」の一人なのかもしれない。ただ、その厳密な意味合いとなると、どういうことなのかさっぱり自信がないのだが。

 

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2020/02/04

偶然にしてはできすぎた光景

下に示した写真は、私のもう一つのブログ『和歌ログ』の昨日のログである。「田の道の彼方に沈む冬の日のアニメに出てくる如き光彩」という和歌が添えられている。(参照

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短歌の雑誌なんかにこんな歌を投稿したら、フツーは絶対に入選なんかしない。「アニメに出てくる如き」が軽すぎると評されるに決まっている。ただ私はそれを十分承知で、「絶対に入選しない軽すぎる表現」を採用した。自分のサイトなのだから構うことはない。やりたい放題である。

今回使った写真は、自分としてはかなり気に入っている。まさに「アニメに出てくる」ような光の筋が 3本放たれているように見える。ただしかし、これが本当に「光の筋」なのだかどうか、よくわからない。

もしかしたら 3本の白い雲が平行して伸びているのかもしれない。そのように見ようと思えばしっかりとそう見える。手前の方まで注目すると、青い空の下に白い雲の筋が伸びているように見えるから、雲なんだろうとも思われる。それにしてはよくまあ、きれいに 3本も並んだものだ。

というわけで、偶然にしてはなかなかできすぎた光景だと思う。わざわざクルマを停めてまで写真に収めておいてよかった。

 

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2020/02/03

なんでまた、こんな軽い記事にアクセスが集まるのか?

このブログを書いている「ココログ」というシステムには、簡単なアクセス解析をするツールが付属している。これを見るにはもちろん ID とパスワードの入力が必要なので、一般には公開されないのだが。

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この解析ツールによると先月(2020年 1月)1ヶ月を通じたアクセス・ベスト 10に、自分でも「なんでまた、こんな記事が・・・」と思うような、どうってことのない記事が結構ランクインしている。上の写真に示したような感じだ(クリックで拡大表示される)。

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ベスト 5 で特徴的なのは次の通り。

第 1位: tak0shonai's "Today's Crack" (今日の一撃)
第 2位: "「関東厄除け三大師」 と 「関東の三大師」 は別物なんだそうだよ"
第 5位: "お伊勢さんの「内宮」「外宮」の読み方"

1位はこのブログのトップページで、その時点での最新記事がトップに表示される。これはまあ、1位になるのは当たり前だ。第 2位の と 第 5位も、正月ならではの「季節ネタ」ということで不思議はない。

それと対照的に、先月 26日の "書いた当人も説明できない「人気記事」現象" とも共通するが、「正月だというのになんでまた、こんな記事がそんなにアクセスされちゃうのか?」と我ながら不思議でしょうがないのが、次の 4本だ。

第 3位:スーパー「ロピア」の CM ソングがほとんど魔法の呪文
第 4位:「荷役」 の読みは 「にやく」 が正しいらしいんだが
第 8位:「あんじょう」の語源を知って、ちょっと驚いた
第10位: 童謡『桃太郎』の歌詞が、最近変わったらしい

特段新しいというわけでもないし、自分で言うのもナンだが、ごく軽い記事である。新聞で言えば、紙面に隙間を作らないためだけに書かれた「埋めグサ」みたいなものだ。

それぞれに一応のウンチクは付けているので、まったく無意味な代物というわけでもないのが救いと言えば救いだが、この程度の内容でこれほどのアクセスを呼ぶというのがよくわからない。あるいは「意外にアピールするタイトルの付け方」の参考にはなるかも知れない。

一方、自分でも「書いておいてよかった」と思える記事もあって、そうしたもののいくつかは、スタンダード的なロングヒットになっている。例えば次の 2本だ。

第 6位: ”Thank you for your patience" という言葉が、日本語にも欲しい
第 7位: 縦書き引用符の不細工さを解決するには

それから、第 9位の "どうして「箸」のことを "chopsticks" なんていうのか" というのも、それなりに味わいのある記事ではある。

ベスト 10 には入っていないが、このところずっとロングヒットになっているのもあって、その代表が "新幹線の「喫煙ルーム」はどえらい迷惑 " という記事だ。これは最近 Twitter 界隈でも話題になったこととも関連して、また少しアクセスが増加傾向になる。

そのほかでは "「お徳用」は、どうして「お得用」じゃない?"、"「判官贔屓」 の正しい読み方" なんてのもロングヒットになっている。こうして分析してみると、どうやらこのブログは、「言葉系」に強いらしいということが浮かび上がってきた。

 

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2020/02/02

「一太郎 2020」の派手なキャンペーンを横目で見て

ジャストシステムが、やたらド派手な「一太郎 2020」のキャンペーンをしている。まるで「毎日がお正月」みたいな雰囲気のカラーリングで展開している予約受付キャンペーンが明日で終了するというので、私のところまで知らせのメールが届いた。

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私は「ATOK」という日本語入力システムを使っているので、一応ジャストシステムの「シルバー会員」ということにはなっているようなのだが、何しろ使っているハードが Mac なので、一太郎はおろか、一太郎ビューアすらインストールできないのだよ。おあいにく様。

私はオフィスセットは昔から MS-Office(Word、Excel, PowerPoint のセット)を使っていて、Mac ユーザーになってからも変わらない。Windows ユーザー時代からのファイル遺産がどっさりあるので、今さらほかのソフト(Mac 純正の i-works とか)に鞍替えするわけに行かないのである。

ただ、日本語入力だけは Mac 純正の「ことえり」(今は「日本語 IM」というらしい)がいくら何でも使いづらいので、「ATOK」にしている。ジャストシステムは、ATOK だけは Mac 対応してくれているのだ。

ATOK で Mac 対応してくれるなら、Mac 上で一太郎文書を読めるように「一太郎ビューア for Mac」みたいな簡単なアプリを提供してくれてもいいと思うのだが、なぜか全然してくれない。

私の知り合いや仕事仲間には、表計算は Excel なのに、ワープロは一太郎という不思議な組み合わせを採用しているのが結構いて、彼らは平気で一太郎で作成した ”jtd" という拡張子のファイルをメールに添付して送ってくる。これが Mac では全然開けないので、ほとほと困ってしまうのだ。

これについては過去にも "(Mac に限らず) 一太郎ファイルを読み込む苦労" (2015/4/6)という記事で嘆いている。一太郎ユーザーの多くは「自分はマイナーなワープロを使っているのだから、そのままの形でファイルを送っても、読んでもらえない可能性が高い」という事実をほとんど認識していないのだ。

せめて rtf に変換するなりして送ってくれれば問題はほとんど解決するのだが、彼らは「あーるてぃーえふ? 何それ??」としか思っていないみたいで、何度頼んでもちっともわかってくれない。Windows ユーザーだった頃は一太郎ビューアでしのいでいたのだが、Mac ではそれすらできない。

ググってみると、PlayOnMac というフリーウェアを導入すると、Mac 上でも Windows ソフトを走らせることができて、一太郎ビューアも使えるようになるということだったので、さっそくやってみようとしたが、Mac OS の最新版 Catalina 上では機能しないという話を聞いて諦めた。

ジャストシステムが正式に Mac 版の一太郎ビューアを開発してリリースしてくれたら、多少の金は出してでも買うんだがなあ。

 

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2020/02/01

充電規格統一と「ひとあし飛び」という言葉を巡る冒険

GIZMODO に「ついに! EU が充電規格統一を可決。一番困るのは Apple より...」という記事がある。「欧州議会が 30日、582 対 40 の圧倒的多数で充電規格統一決議を可決しました!」というのだ。

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「もちろんEU限定ですけど、ぐるぐる巻きのケーブル、コロコロする充電器の置き場所にお悩みのみなさまには明るいニュースですね」とある。規格統一で、いろいろありすぎるケーブルや充電器の「ゴミ化」を防ぐのだそうだ。ただ EU 限定ということで、日本市場は直接の影響を受けない。念のため。

どの規格に統一されるのかは未決定だが、Android ではデフォルトになっている USB Type-C が最有力視されているらしい。ということは、Lightening ケーブルという独自路線の Apple には不利な決定のように見える。

しかし実際には、Apple も "USB Type-C to Lightning ケーブル" というのが開発済みなので、それほどの打撃は受けずに済みそうだ。さらに今後はむしろ、ケーブルの種類に制約されないワイヤレス充電の方向に進みそうだという。

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私が驚いてしまったのはむしろ、このニュースの「ひと足とびにワイヤレス充電という話もありますし」というくだりだ。多分「一足飛びに」(いっそくとびに)という表現を「ひと足とびに」と誤読してしまっているのだろうが、そうだとしてもフツーに「一足飛びに」と表記すればよかったのに。

PC での原稿入力の際に思い込み通りの「ひとあしとびに」と入力すると、どうしても「ひと足とびに」に変換されちゃうのかと思い、試しに ATOK で「ひとあしとびに」と入力すると、あっさり「一足飛びに」に変換された。ただ ≪「一足(いっそく)飛び」の誤り≫ という但し書きが表示される。

さらに慎重を期すために、手持ちの古い Windows PC を引っ張り出して MS-IME で「ひとあしとび」と入力しても、変換候補の筆頭に「一足飛び」が出てくる。まあ、ATOK の方が親切ではあるけれどね。

ということは、このライター氏は Sam Rutherford という人が Gizmodo US に書いた "EU Officially Votes to Create a Standard Charging Adapter for Phones Despite Apple's Protests" という記事を訳すのに、わざわざ「ひと足」で変換決定してから「とびに」としたもののようなのだ。

よほど「ひとあしとび」という読みに固執しているものと見える。(そうした執念深さを誘発する表現は、原文には見当たらないのだけれどね)

さらに原文タイトルの "Despite Apple's Protest" (アップルの抗議にも関わらず)の部分を「一番困るのは Apple より...」なんて、妙に気を持たせる表現に意訳(超訳?)してるのは、この人、実は根が Apple 寄りなのかもしれないね。

 

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