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2020年2月21日

既に「プチ・パニック状態」と言っていいかも

世の中、新型コロナウィルスのニュースに塗りつぶされている。と言ってもその中身は、どこそこで新たに何人の感染が判明とか、そんな話ばかりで、「で、結局どうしたらいいの?」というのがさっぱり見えてこない。

200221

実際のところ、そんなことは専門家にも見えていないらしい。それどころか、この感染増大に歯止めがかかるのはいつ頃なのか、気温と湿度が少し高まれば感染の勢いが弱まると見ていいのか、そうしたことすらも明らかにされていない。

この病気は感染力がかなり強いようで、当初は「患者との濃厚接触」が問題にされていたが、それだけでは済まないようなのだ。ちょっと近くにいたというぐらいでの感染が次々に明らかになっているので、どうすれば感染せずに済むかということも、つまびらかにはわからない。

さらに感染して重症化し、死亡につながることもあれば、感染しても症状が出ていないという例もあるようだ。これでは、どんな覚悟をすればいいのかすら見当がつかない。

要するに「具体的な対処については、何もわかっていない」という状態に近いため、マスコミとしては結局のところ、新たな感染者の数を垂れ流し的に報道するしかないという状態になっている。病気の流行でこんなにも先が見えない状態というのは、近頃ほとんど経験がない。

見通しがさっぱりわからないまま、数字のみがどんどん増えるので、世の中は「プチ・パニック状態」と言っていいかもしれない。「電車内でマスクをしないで咳をしている人がいる」というだけで、非常停止ボタンを押して運行を混乱させた人もいる(参照)というのは、笑い事じゃ済まない。

この関連のニュースにはいい加減疲れてしまって、個人的には新たな見通しが出るまでは、これ以上まともに付き合いたくない。余計なパニックを避けるためには、これが一番いい態度かもしれない。

 

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