「クラウン愛用」で「新型コロナ」を遠ざける?
”Japaaan” に "江戸時代、インフルエンザの流行に対して「久松留守」と貼り紙をする予防法があった!?" という、なかなかおもしろい記事がある。
「一体、何のこっちゃ?」 と思われるかも知れないが、これは幕末に初演された歌舞伎、浄瑠璃の『お染久松色読販』(おそめひさまつうきなのよみうり)から来ている。豪商のお嬢様である「お染」と丁稚の「久松」の悲恋を描いた芝居で、今でも人気演目の一つとなっている。
ちなみに、昔はその時期に流行った風邪に、その時々の「流行りもの」の名前を付けて呼んでいたらしい。両方とも「流行り」ということから来ているのかもしれない。
それで、1889(明治22)~ 1891(明治24)年に流行ったインフルエンザが「お染風邪」と呼ばれるようになったのだそうだ。そこから、流行する「お染風邪」がやってきても、「我が家にはあなたのお目当ての久松はいませんよ。どうぞほかに行ってください」とのココロで、「久松留守」と書くようになった。
なかなかの洒落である。これで「お染風邪」の足が遠のくようならエラい効果だ。
それだったら、昨今の「新型コロナウィルスによる感染症」を遠ざけるには「クラウン愛用」なんて貼り紙をしておくといいだろう。「ウチはトヨタの自動車でも格上の『クラウン』に乗ってるから、『コロナ』はお呼びじゃないよ」ということで。
ただ実際には、トヨタは既に「コロナ」の製造販売を終了しているらしいから、クラウンもへったくれもない。むしろ最近の我が家のように、「軽自動車愛用」の方がもっともらしいかもしれない。
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コメント
「新型コロナ拡散」に、トヨペットも大喜び!
って訳には行きませんねぇ。
って、車の話じゃない!
(いっそのことレクサス愛用って貼っときますか!)
投稿: 乙痴庵 | 2020年2月26日 01:53
乙痴庵 さん:
いずれにしても、トヨタにとって「コロナ復活」という戦略は絶対になくなりましたね ^^;)
投稿: tak | 2020年2月26日 07:52