「エコ飲みー」って、結局何なんだ?
今日の午後、運転しながら TBS ラジオを聞いていると "Action" という番組で、「えこのみすと」という言葉が登場した。もっともこの場合は、いわゆる経済関係の「エコノミスト」ではなく、「エコ飲みスト」とでも表記すべきものらしい。
インターネットで検索してみると、完全に定着した意味合いとは言いにくいが、Twitter 界隈では「駄菓子で酒が飲める」というような、「安上がりの酒飲み」といったイメージが主流のようだ。「#駄菓子でお酒が飲めちゃうエコ飲みー隊員」というハッシュタグまである。
さらに広義になると、「街にも、環境にも、エコで優しい美味しく楽しい飲み方しませんか?」と呼びかける沖縄県那覇市保健所の「エコ飲み」なんていう教育的(?)なページもある。なかなか一筋縄ではいかない。
この番組の今日のキャスター、DJ 松永 という人はお酒を飲まない人であるらしく、昨年 11月の放送では「ノンアルコール蒸留酒」なるものを紹介している(参照)。ただ、「そもそもノンアルコールだったら、酒じゃないだろう」と言いたくなってしまうのだが。
番組を聴いていると、「酒を飲む量が減った」とか「仕事の後の『飲み会』というのが流行らなくなった」とか「酔っ払うのが嫌い」とか、とにかく「酒を飲むのが楽しみ」という人には信じられないような風潮がどんどん紹介される。確かに最近の世の中は「酒離れ」しているようなのだ。
かく言う私も、このブログを書き始めた今世紀初頭の頃までは「酒を飲みながら更新」なんてことも珍しくなかったが、10年ぐらい前からは滅多に飲まなくなった。ブログにも酒の話題でずいぶん書いていて、ざっと見るだけでもこんな感じである。
伝統的な「会社帰りの飲み会」の悲劇 (2007/07/13)
「酒離れ」の事情(2008/06/25)
酒は大好きだが、酔うのがいやになったこと (2014/03/24)
そんなに綺麗なオネーチャンのいる店で酒を飲みたいか (2018/07/30)
人のグラスに勝手にビールを注ぎ足す「奇習」 (2019/01/07)
いつの頃からか、酒なんて飲まなくても全然平気なカラダになってしまったようなのである。こうなってしまうと、私も筋金入りの「エコ飲みスト」の一人なのかもしれない。ただ、その厳密な意味合いとなると、どういうことなのかさっぱり自信がないのだが。
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