新型コロナで大気汚染が減少
NewSphere が 「新型コロナで中国の空気に変化 二酸化炭素 汚染物質が激減」というニュースを伝えている。経済活動が急激に低下したことによるらしい。
少し引用させていただこう。
フィンランドの研究機関、Center for Research on Energy and Clean Air(CREA)が2月末に発表した研究では、過去 3週間の間に中国の二酸化炭素排出量が 1億トンも減少したと報告されている。昨年同時期と比べ、25%以上の減少だという。二酸化炭素だけでなく、自動車や発電所から出る亜酸化窒素も 36%近く減少した。
これはどう見ればいいのだろうか。経済が減速したことで大気汚染が減ったというのだから、まんざら悪いことばかりでもないということなのか。
中国では毎年この季節、春節で企業が一斉に休みに入るため、大気汚染は減るらしい。しかし今回はいつもの汚染現象とはスケールがが違うという。
ただ、これは一時的なものということだ。
ウイルスの抑え込みが完了すれば、中国政府は埋め合わせのために生産強化を行うため、大気の改善はおそらく一時的なもので終わるだろうと専門家は見ている。
こればかりは大気がずっときれいになっていくというわけではない。見方によっては残念なことである。
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