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2020/03/06

梅の花と人の命

我が家の庭の梅が、満開一歩手前だ。昨日と一昨日が結構な強風だったので、満開前に散ってしまうのではないかと心配したが、梅でも桜でも、満開の盛りが過ぎるまでというのは結構しぶとい。そんなに簡単には散らないもののようなのである。

200306

その代わり、我が家ほどの遅咲きではない隣家の庭の梅は、さすがに強風に耐えきれず、かなり散り始めている。ただ全面的に散ったわけでもなく、遅く咲いた花は必死に枝にしがみついている。使命を果たすまでは散ってなるものかという根性を感じさせる。

我が家の梅が余裕で散らずに済んでいるのは、「遅咲きの強み」だろう。世の中、何が幸いするかわからない。いずれにしても「盛りを過ぎる前の生命」というのは、本当に強いものだと思う。

ところで、周囲の同年代(昭和 27年生まれ)の友人たちの多くは、いつの間にか白髪頭を通り過ぎてしまいつつある。「ウチはお父さんがいるから、初日の出を拝みに行かなくて済むね」なんて言われたというのまでいるほどだ。

それと比べると私は白髪が 1本もないし、ビミョーに薄くなりつつあるとはいえ、まだまだ額の生え際もしっかりしている。初対面の人に「お若いですねえ、50代かと思ってました」なんて言われ、どうせ社交辞令だろうとばかり思っていたが、まんざらそうでもないらしいと、最近になって気付いた。

頭の薄くなった同年代の友人たちと並んだ写真を見ると、実際に私だけが妙に若く見えてしまう。申し訳ないが、こればかりは仕方がない。ただ、体力ばかりは見かけ通りにはいかず、最近は 1km 走るのに 5分もかかってしまうなんて現実に直面して、愕然としている。

「ああ、若い頃に戻りたい」なんて思うこともあるが、こうしたプロセスを辿るのが生命というものだろう。体力が落ちた代わりに、人生のいろいろな面で「コク」みたいなものが出てくるのだから、それはそれでなかなかいいものだ。そのうち、おいしい梅干しみたいなものができたらいい。

まあ、よほどのことがない限り、少なくともあと 10年は生きるだろうから、このブログの連続更新もしっかり続けていこうと、今さらながら思っている。

【追記】

そういえば、ほぼ 3年前に「ツンツン髪の毛」として写真入りの記事をアップしていた(参照)。ありがたいことに、この頃からほとんど変わっていない。

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コメント

頭髪の話はさておき(^_^;)梅の花はいいですね。正月休みもおわり、「ああ、これから色彩にとぼしい、一番寒い季節か…朝がつらたん」と萎えがちになるころに、寒いなか、小さくてかわいい花を咲かせて「春はそんなに遠くないよ」と励ましてくれます。そして河津桜が咲く頃には梅の花は落ちはじめ、春の気配か濃くなるころには「ぼくの役目は終わりだよ(←梅は♀かよ)また来年会おうね」と桜とバトンタッチするようにひっそりと消えていきます。私もそんな、無言で人を励ますような存在になりたいとは思いますが、悲しいかな、道は遠いようです(^_^;)

投稿: 辺境の黒兎男爵 | 2020/03/07 18:15

辺境の黒兎男爵 さん:

梅の良さというのは、あの派手派手の桜のちょっと前に、そそくさと一仕事終えて散ってしまうところだとは、確かに言えますね。

桜は「コテコテ」で、梅は「シュッとしてる」ということかもしれません (^o^)

投稿: tak | 2020/03/07 20:43

こちら四国は愛媛県です。(瀬戸内海側の東予地方)
うちの梅の花は、ほぼ散ってしまいました。先日16年間飼っていた愛犬がその梅の木の下で息を引き取りました。湿っぽい話でスミマセン。

投稿: ごじんやのじじい | 2020/03/09 08:45

ごじんやのじじい さん:

散る梅とともに逝ってしまいましたか。

16年飼われたとなると、淋しいですね。お察しします。素敵な動物の浄土に行ってるといいですね。

投稿: tak | 2020/03/09 14:58

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