私の生まれた日のブログ記事
私が生まれたのは 1952年 7月 26日。ふと思い立って、この日付をキーワードとしてググってみたところ、私が生まれてすぐに書いたらしいブログ記事が見つかった(参照)。
いつの間にこんなブログ記事を書いたものかまったく記憶にないが、とりあえず私は生まれついてのブロガー(born blogger)のようで、この日はこんなような生意気なことを書いている。
ところが母はお産の真っ最中だというのに、ヘルシンキ・オリンピックの水泳 1500メートル自由形(橋爪四郎選手が銀メダルを獲得)のラジオ放送に夢中で、心ここにあらず。産婆さんに「生まれましたよ〜」と声を掛けられて初めて、「え、もう?」なんて驚いていた。
要するにチョー安産だったわけだが、自分の母親が後の世に「天然ボケ」と称される類いの愛すべきキャラであることを、私は生まれてすぐに悟った。
東北地方は 1週間前ぐらいに梅雨が明けたらしく、産道を必死に潜ってきた私は汗だくで、産湯に浸かって初めて人間らしい心地がした。うん、この世で生きてみるのも、まんざら悪くなさそうだ。
この日の写真として使われているのは、米国の映画雑誌 "Screen Stories" の 1952年 7月号の表紙。ドリス・デイとロナルド・レーガン主演の ”The Winning Team” という作品の特集だ。
父も母も洋画ファンだったので、グリーンハウスという知る人ぞ知る映画館に 2人でしょっちゅう通っていたようだ。それだけでなく、わざわざこんな映画雑誌を米国から取り寄せてもいたようなのである。
67年 9ヶ月後に振り返ってこんな記事を書くようになるとは、この時は知るよしもなかった。ロナルド・レーガンがアメリカ大統領になることは、ちゃんと予言しているのに。
ちなみに私の生まれたのは日曜日だったのだね。道理で我ながらお気楽なわけだ。
【4月 2日 追記】
ええ、毎年恒例の、4月 1日のナニです。今年はコロナウイルス騒ぎの折ではありますが、無邪気な荒唐無稽の線で迫ってみました。また来年もよろしく。
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コメント
お産まれの日は穏やかだった様ですねぇ。
アタクシは12月のドカ雪の真っ只中だったんですよ。
病院の空調が効かないほど、産まれ落ちて「クッソさぶぅでかん!」って思いましたもん。
万博も大盛況で、オイルショックが起こるなんて想像もしてませんでした。
へぇ〜!そうなんやぁ〜!
投稿: 乙痴庵 | 2020年4月 1日 21:06
乙痴庵 さん:
ここで触れられた「万博」って、オイルショック前の話ですから、1970年の大阪万博ですよね。
一瞬、2005年の名古屋万博のことかと思って、「えっ、まだ 15歳 !?」なんてビックリしました。
(それこそ、ものすごいエイプリルフール ^^;)
投稿: tak | 2020年4月 2日 09:05