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2020年3月19日

「春眠暁を覚えず」という人類意識

このブログでは右サイドバーのだいぶ下の方に「人気記事ランキング」という項目を置いている。で、今日ふと気付いたら、その 1位がほぼ 10年前に書いた "「春眠暁を覚えず」の意味合い" という記事になっていた。

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調べてみると、この記事は今月に入って 400アクセス近くを集めており、とくにここ 2日間のアクセスがメチャクチャ多い。そういえば昨日あたりから急に暖かくなり、今日は関東でも春一番が吹き荒れたので、ようやく春に身が入ってきたという実感がある。

その気持ちよさについ寝坊してしまいがちだ。これはもう、「人類意識」というレベルにまで達している実感がある。そしてその元である「春眠暁を覚えず」という言葉でググって、私のページにくる人が増えているのかもしれない。

そう思って、試しに Google に行って「春眠暁を覚えず」のキーワードで検索してみたところ、なんと悲しいことに私の記事はベスト 50にも入っていない。「春眠暁を覚えず/意味合い」の 2語でググっても同様だ。ということは、このルートで私の記事に来てくれる人なんて滅多にいないのだろう。

じゃあ、一体なんでまたこんな 10年前の記事にアクセスが増えてるんだ? もしかしたら結構強力なリンク元があるのかもしれないと、ブログ付属のアクセス解析にあたってみても、この程度のおもちゃみたいな機能では全然つかみきれない。世の中にはわからない現象というものがあるものだ。

ともあれ、この記事は「春になると日の出が早くなるので、同じ時刻に起きても夜明けはとっくに過ぎている」という意味合いだという理系視点を批判したものである。それは考証学の視点からも明らかだ。

というのは、昔は太陽の位置を基準に時を知っていたので、「同じ時刻」で夜明け前だったり夜明け後だったりするということはなかったのである。ただ単に、「春はぐっすり眠れてしまうので、つい寝過ごしてしまうよね」という感覚だったのだろう。

ちなみに、春になると寝坊しがちというだけではなく、日中でもついうとうとしてしまうことがある。睡魔というのは油断がならない。

ちなみに、この記事で批判させていただいた「ズブズブに理系でいこう!」というブログはなかなか面白かったのだが、今は消えてしまっているようだ。淋しいことである。

 

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