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2020年4月25日

「オンライン疲れ」というお話

近頃は何でもかんでもテレワークとかオンラインとかになってしまって、家にいて仕事ができるというのはいいのだが、逆にバタバタしすぎてしまっているような気がする。スマホを覗く度に Facebook や LINE のアイコンに赤い数字が増えていて、いちいち開いてみるのがうっとうしい。

200425

リアルで顔を合わせていれば、「例の件、お願いね」「OK!」で済むのが、いちいち LINE で「〇〇の件、Word 文章にてご送付下さい」なんて文章で頼まれ、それに対して「了解しました。明日午後イチで送付します」なんてことになる。いちいちテキストにしなければならない。

さらにせっかくそれなりの体裁にまとめて送ったのが、あとでチョコチョコ寄ってたかっての訂正が入ると、やり直しになる。顔を合わせてさえいれば気軽に確認しながらの作業になるのが、何度も試作を繰り返して、ようやく完成となり、それをまたいちいち確認に廻すのだから、本当に手間がかかる。

また、オンライン・ミーティングというのも結構面倒だ。「〇日 △時、Facebook のグループ・ミーティングで」という案内が廻っていても、「〇〇さんは Facebook が苦手だそうです」なんて話になって、直前で LINE に変わったりする。各人がそれぞれ得意なアプリにこだわってしまうのだ。

まあ、2〜3年遡れば、各人が自宅で SNS アプリを立ち上げてミーティングに参加するなんてこと自体が「未来のおとぎ話」みたいに思われていたのだから、大変な進歩ではある。これがコロナウイルス騒ぎのおかげで実現してしまったのだから、世の中どう転ぶかわからないものだ。

ただ、便利になったようで、かえって面倒になっているところもある。口頭でならあっという間に済む話が、下手にテキスト化すると余計なことを言い出さずには済まない人も出てくるのである。

 

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