憲法は単なる法律(LAW)じゃないからね
Twitter で mojin さんという方が "自民党のウェブサイトで「憲法改正を目指す」ってところについてる画像に "LAW" って書いてあるんだけど、自民党の人は憲法の英訳がlawだと思ってるってこと?" と tweet しておいだ(参照)。これにはさすがに、ちょっと目を疑った。
で、ものは試しと「憲法改正を目指す」というキーワードでググってみたところ、自民党のサイトの「重点政策」というページがトップでヒットしたので、行ってみたらこんなトップページが表示された (参照)。
安倍首相が女子高生の隣に座ってやに下がっているショットの下に「憲法改正を目指す」という変ちくりんな画像があり、この画像だけを拡大表示させると、こんなことになる(参照)。確かに、自民党は「憲法」は "LAW" だと思っているらしい。
根は「改憲派」を自認する私であるが、2年以上前に ”当分の間 「本籍・改憲派、現住所・護憲派」で行きたい” と書いている。そのココロは、安倍首相とその一派の掲げる「憲法論」が、アタマが痛くなるほどメチャクチャだからだ。この連中に「憲法改正」なんてやらせたら、とんでもないことになる。
何しろ、憲法をフツーに ”LAW" だと思っている人たちである。改めて指摘するのもあまりにも馬鹿馬鹿しくて嫌になるのだが、その馬鹿馬鹿しさに目をつむって今さらながらのことを書けば、憲法は "constitution" であって、"law" を大文字で書けば「憲法」という意味になるなんてわけじゃない。
で、憲法(constitution)による国家運営を意味する「立憲主義」の基本的意義は、ここでクドクド書く必要もなく、「憲法で国家権力の仕組みを定める事によって、権力の濫用を防ごう」という思想であると、広く認識されている(参照)。ところが、あの人たちは「憲法で国民を縛ろう」としているようなのだ。
というわけで、あの人たちにはさっさと退場していただかないと、面倒でしょうがないことになる。
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コメント
なるほど、憲法を「law」と思っているからこそ、与党の都合で改変するものと捉え、権力ではなく国民を縛るものだと捉えているのですね。
常々、なぜ彼らは憲法を軽視し、憲法の価値がわかっていないかのような言動をするのかと不思議でしたが、これで腑に落ちました。
世も末です。
投稿: らむね | 2020年4月20日 09:23
らむね さん:
まさに「腑に落ち」ましたね。ちょっと恐ろしい話です。
投稿: tak | 2020年4月20日 10:14
憲法を LAW としてしまったことは野党にとっては絶好のツッコミところだと思いますが、これを見逃している野党もなさけないですね。
自民党内には憲法は constitution だよと知ってる人が殆どだとおもいますが、それを LAW としたのは意図的ですね。
だれもそれを正そうとしないのでそう感じます。
投稿: ハマッコー | 2020年4月20日 21:04
ハマッコー さん:
なるほど、そう取られましたか。確かに「それも大あり」ですね。
投稿: tak | 2020年4月20日 21:12